DAMA collection 2024真冬特別
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保存容器&保存瓶
使い分けて長くおいしく!

さまざまな素材の保存容器&保存瓶がありますが、使い分けはできていますか?素材によって電子レンジ向きだったり、直火もOKなど、機能もさまざま。食品に合わせて区別して使えるようになれれば毎日の食卓の用意の手間がひとつふたつ減ってラクチンになったり、今日余ったおかずも明日またおいしく食べられたり、イイコトがいっぱい増えそうです!冷凍、長期保存、など作り置きのヒントにもなる奥深い保存容器&保存瓶の選び方のコツをご紹介します!

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保存容器・保存瓶の使い道

料理や食材の保存に便利な保存容器&保存瓶。用途に合わせると、素材や形状も変わってきます。日持ちする常備菜などの作り置き、余った煮物などのおかず類、汁物、粉もの、常温、冷蔵、冷凍、と保存の仕方はさまざま。保存容器の特長を知って使い方をマスターしましょう!

保存容器・保存瓶の使い道

  • 【常備菜や作り置き、余ったおかずなど】
    容器に保存したまま手軽に電子レンジで温められる耐熱性ガラスがおすすめです。そのまま器として食卓に出してもおしゃれで、油汚れもすっきり落とせます。


    【カレー、シチュー、ミートソースなど】
    ガラス製またはホーロー製なら、ニオイや色がつきません。耐熱ガラス製は電子レンジで、ホーローは弱火の直火でゆっくり温めます。


    【みそ】
    減り具合が分かりやすく、ニオイや色が移らないガラス製がおすすめです。ホーローも良いですが、表面のガラス質を衝撃などで傷つけてしまった場合、その箇所にみその塩分が付着したままでいるとサビが発生してしまいます。


    【ぬか漬け】
    ホーローなら常温でも冷蔵庫でも保存が可能です。ぬか漬けを作っていると、ぬか床に水分が溜まってしまいます。塩分が薄くなり、雑菌が繁殖してしまうので取り除かなければなりません。水取器がセットになったぬか漬け専用の保存容器が便利です。 またプラスチック製でもぬか漬け専用があり、安価で軽く使い勝手が良いです。プラスチックは温度の影響を受けやすいので夏場は暑さで発酵がすすみ、酸っぱくなってしまうので冷蔵庫で管理するのがおすすめです。


    【ピクルス、オイル漬け】
    透明なガラス瓶に入ったカラフルなピクルスやオイル漬けがキッチンに置いてあるとなんだかおしゃれな雰囲気がしますね。スクリュータイプのフタであれば液が漏れにくく、開け閉めもスムーズにできます。


    【梅酒、果実酒】
    長期間にわたって熟成させるので、カビないように空気に触れない密閉できるガラス瓶がおすすめです。煮沸消毒や梅や果実の出し入れがしやすいように、口が広いと便利。


    【ナッツ、ドライフルーツ】
    湿気と酸化に気をつけたいナッツやドライフルーツは、開封したあとはしっかり密封できる保存容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。特に容器の素材にはこだわらないで大丈夫ですが、乾燥材を入れておくとより良いです。


    【コーヒー】
    コーヒーは鮮度が大切です。コーヒーは豆も粉も、まわりの湿気やにおいを吸収してしまうので、キャニスターや瓶、プラスチック製保存容器など、密閉できる保存容器に入れて空気に触れないようフタをしっかり閉めましょう。1ヶ月ほどで飲みきるなら冷蔵庫へ。1ヵ月以上の場合は冷凍庫で保存を。おいしいコーヒーを淹れるためにも、保存容器の大きさは1カ月で使いきれるぐらいのサイズがおすすめです。


    【紅茶】
    紅茶は購入したときの缶に保存するか、パッキンなどが付いている密閉性の高い缶やガラスのキャニスターがおすすめです。ふたが付いていても、気密性が低い容器は避けましょう。プラスチック製は、茶葉の香りを吸収してしまうので保存には向いていません。 紅茶は常温で保存できます。直射日光、コンロなどの火に近いところ、湿気の多い場所などは避けて、温度変化の少ない涼しい場所に置きましょう。


    【小麦粉】
    湿気や虫害を避けるために、しっかり閉められる密閉容器に入れることが必須になります。直射日光の当たらない涼しい場所での常温保存が可能です。冷蔵庫や冷凍庫でも保存はできますが、取り出したあと常温の室内に置いたままにしてまた戻すと結露が発生することもありますので、注意しましょう。使う分だけ購入すると良いかもしれません。


    【お米】
    お米は空気に触れると酸化がすすんだり、虫がわくこともあるので、袋のままではなく密閉容器に移し替えましょう。お米にとって最適な環境は冷蔵庫です。冷蔵庫に余裕があるのであれば、プラスチック製やガラス製の密閉容器に入れ替えて、収納するのがおすすめです。ただし、お米を使って出しっぱなしにしておくと、再び冷蔵庫にしまったときに結露してしまうので出し入れは早めに行いましょう。
    冷蔵庫に入りきらない場合は米びつに入れ、湿気がこもりやすいシンク下は避けてキッチンラックなどへ。素材は桐がベストですが、密閉できるプラスチックやガラス瓶、ホーローなどでもOKです。直射日光が当たらないようにすることと、ときどき底にたまったヌカのカスなどを掃除しましょう。

保存容器・保存瓶の選び方のポイント

保存性、収納性、利便性などちょっと用途や特性にこだわれば、選び方が見えてきます。

保存容器・保存瓶の選び方のポイント

  • 【“雑菌”や“傷み”対策は密閉性の高いものを】
    食品は空気に触れると雑菌が繁殖しやすく、傷みやすくなるので、しっかりと密閉できることが大切です。ニオイや汁漏れの心配もなくなるので安心して使えます。


    【電子レンジ対応はなにかと便利】
    プラスチック製やガラス製を購入するときは電子レンジ対応かをチェックしましょう。忙しいときはそのまま温められますし、時短調理の下ごしらえをグッとラクにしてくれます。


    【直火にかけられるものならそのままテーブルへ】
    直火に対応できるものはホーローです。カレーやシチューをホーローの容器で保存しておけば、容器に移し替えることなく冷蔵庫から出してそのまま直火にかけられます。ニオイも色も付かないのもポイントです。


    【サイズや形の種類が多い】
    たくさんのサイズや形を揃えるよりは、よく使うサイズを何種類かにしぼるのがおすすめです。同じシリーズならばスタッキングもしやすく、冷蔵庫のスペースを無駄にせず収納できます。


    【フタがスクリュータイプは“汁もの”や“粉もの”を】
    フタを回して開け閉めするスクリュータイプのフタは、汁漏れが少ないので液量が多いピクルスなどの保存に重宝します。フタをめくって開けるタイプよりも開け閉めがスムーズなので、粉ものを入れても飛び散りません。


    【中身が見えると管理しやすく忘れにくい】
    ガラス製の保存容器なら中身が見えるから常備菜や作り置きの管理がしやすく、忘れてしまうことも少なくなります。耐熱ガラス製なら電子レンジで温めることもできるので、そのまま食卓へ出してもおしゃれですし、洗いものも減ります。


    【温めてそのままテーブルへ出してもおしゃれ】
    常備菜はサッとそのままテーブル出せると手間がなくて便利。ガラスやホーローの保存容器は清潔感があって、シンプルなのに見た目も素敵です。耐熱ガラスならば電子レンジやオーブンにも使えます。ホーローは直火、オーブンに使えるので、どちらも温めだけでなく調理にも活躍します。

保存容器・保存瓶の素材別の特徴

お手軽なプラスチック製も良いですが、素材の使い分けで使い勝手はさらに幅広く!

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ガラスの保存容器・保存瓶

ニオイや色が容器に移らず、耐熱ガラスならば電子レンジやオーブンにも使えます。中身が何かということもパッと見て分かるのも便利です。そのまま食卓に出しても見栄えが良くおしゃれ。フタにパッキンが付いているものであれば密閉も可能です。ガラスなので重みがあり、洗うときにすべりやすく注意が必要。

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プラスチックの保存容器・保存瓶

いちばん身近な保存容器がプラスチック製。おかず、乾物、汁物など幅広く使えて、リーズナブルでサイズや形が豊富と使い勝手バツグンです。冷凍保存にも使えて、耐熱140度であれば電子レンジでも使えます。ただし、油っぽいおかずを加熱すると耐熱温度を越えてしまい、変形するのでご注意を。ニオイや色がつきやすく、長期の保存には向いていません。使用しているうちにキズがつき、衛生的に良くないので、おかず用に使っている容器の場合はある程度で買い替えが必要になります。

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ホーローの保存容器・保存瓶

酸や塩分に強いホーローはニオイが移りにくいので、食品の保存だけでなく、ぬか床にも向いています。表面がガラス質なので雑菌が繁殖しにくいですが、その反面、ガラス質なので衝撃に強くありません。カラ焚き、急冷などをしてしまうと表面がひび割れてしまいます。直火、オーブンに使えるので調理に使うにも便利。電子レンジには使えません。中が見えないので忘れてしまうことも。

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ステンレスの保存容器・保存瓶

丈夫でサビにくく、ニオイや色が移ることもありません。軽く丈夫で長く使えます。キャニスタータイプをキッチンに並べておけば、シルバーのボディがおしゃれに映えるのも魅力。浅めでフタ付きの角型ならば、バットとしても使えるので便利です。電子レンジは使えないので温めたいときは、お皿に移し替える手間がかかります。

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保存瓶の煮沸消毒

日ごろの作り置きや、長期保存したい手作りジャムは、保存する耐熱ガラスやビンなどの容器を事前に熱湯で殺菌する煮沸消毒を行いましょう。ジャムの場合は容器に入れたあとに、空気を抜いて密封状態にすることも重要で、菌の繁殖を抑えることができます。もちろん空きビンを再利用でもOKです! また梅の実を使った梅ジュースなど作るときは、鍋に入りきらない大きさのビンを使うこともあるので、そのようなときはアルコール度数35度以上の焼酎などを用いて消毒します。

ビンの煮沸消毒の方法
〜食品の保存は清潔がいちばん!〜


<用意するもの>
・大きな鍋
・耐熱ガラスのビン(空きビンの再利用でも可)
・清潔なタオルやフキン
・トングや箸など

<煮沸消毒の手順>
1.ビンを中性洗剤で洗う。
2.大きめの鍋にビンとフタを入れ、ビン全体が水に浸かるようにする。
 ※熱湯から入れるとビンが割れることもあるので、必ず水から入れます。
3.火にかけて沸騰したら、そのまま5分煮ます。
4.清潔なタオルやフキンを広げておきます。
5.トングや箸などで熱湯やビンの重さに気をつけながらビンを取り出して、
 タオルの上にビンの口を下に向けて置きます。そのままビンの熱で乾燥させます。

\ジャムの場合はさらにこれも!/
<脱気処理と熱湯殺菌の手順>
1.手作りのジャムを熱いうちに、ビンのクチから5〜10mm下ほどまで入れます。
2.軽くフタを閉めて軽く揺らし、1分ぐらいおきます。上部の温められた空気(内圧)を逃がすために、一瞬フタをゆるめて、素早くしっかり閉めなおします。
3.熱湯が入っている鍋(湯はビンの高さの6〜7分目ぐらい)に入れて約20分加熱します。
4.火を止めてフキンなどを使い、熱湯に気をつけながらビンを取り出し常温で冷まします。
5.すっかり冷めてから冷蔵庫で保管しましょう。

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