眺めているだけで幸せな気持ちになる、
「大人の線香花火」が誕生しました。
花びらと蕾に見立てた持ち手は、手すき和紙を草木染めしたもの。
日本古来の原料を使った線香花火は、火玉が大きく、パチパチとはじける火花は四段階に変化します。
花火といえば真夏のイメージですが、まだ涼しさが残る春や初夏の夜にも気持ちがいいものですよ。
実は、線香花火は、時を経るとどこかやわらかく温かみのある火花を散らします。
少し残して、記念日や翌年の楽しみにするのも一興。
ベランダやお庭で気軽にできる、大人の線香花火。
落ち着かない日々が続きますが、ほっとするひと時を過ごせますように。
ご両親やお友達、大切な方への贈り物にもおすすめです。
メイン商品説明
一輪の花と蕾に見立てた線香花火を、保存に適した桐箱に入れてお届け。プレゼントにもぴったりです。
えんじゅ、くちなし、すおうなどの植物で和紙を染め、淡く優しい彩りに。1年を通して楽しんでほしいという思いから、春夏秋冬をイメージした色に仕上げました。
福岡県八乙女市でつくる手すき和紙は、火の勢いをスムーズに伝えていきます。紙の厚さ、目の細かさによって、火のまわり方はまるで変わります。
火薬は、切ってから30年以上寝かせた、宮崎産の松の根っこを使用。花火づくりに不可欠な油分を豊富に含んでいます。
線香花火に使われる火薬は0.08グラム。ほんの少しの増減で燃え方が大きく変わってしまうので、ひとつひとつ丁寧に火薬を盛ります。
指に全神経を集中させ、強弱をつけながら和紙を縒っていきます。手練れが縒る線香花火は、途中で火の玉が落ちにくく、最後まで美しい火花を放ち続けます。
線香花火の一生
目まぐるしく表情を変え、儚く消えゆく線香花火。その燃え方には段階ごとに名前がついています。
まるで人の人生のような十数秒を存分にお楽しみください。
蕾
点火とともに、命が宿ったかのように酸素を吸い込みながらどんどん大きくなっていく火の玉。今にも弾けそうな瞬間は、さながら花を咲かせる前の「蕾」のようです。
牡丹
やがてパチッ、パチッと一つずつ、力強い火花が散り出します。称して「牡丹」。迷いながらも一歩一歩進んでいく青春時代を彷彿させます。火花の間隔は、徐々に短く…。
松葉
やがて勢いを増し、「松葉」のように次々と火花が飛び出します。結婚や出産、子供の成長、優美な火のアーチを眺めていると、不思議と幸せな出来事が重なります。
散り菊
火花が一本、また一本と落ちていく「散り菊」。静かに余生を送る晩年といえます。赤から黄に変わった火の玉が光を失った瞬間、線香花火の一生は幕を閉じるのです。
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