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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

春の花 でも実は植えるのは秋のうちに!でも、今売ってるから

吉谷桂子

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秋に植えておいた宿根草や球根が今!美しく咲くタイミング、となりましたね。

秋に植えておいたほうが、確実にその環境に根を下ろして確かなパフォーマンスをする。

には違いありませんが、今園芸店にいくと、ポット苗になって開花株などが売っていたりします。

完成形があるので、庭のあるべき場所で理想的なポジションで育つことを想像しやすいので

それもありですよね。

写真は春のベス・チャトーガーデンズで見たアネモネ・ブランダ。大好きでしたが、

これがどうも、東京でうまく夏越しできず、地植えにするよりは、高温多湿を避けたコンテナ植えで

夏を越したことはありましたが、どうも私の庭では縁が薄くて。

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絶対的な元気は。みなさまの庭でもきっと同じでしょうか。

ヘレボラス。今は種ができそうになっているので、株のためには早くカットしたほうが良いのですが

丈夫だからほっておいてもいいかあ。と、ずぼらな態度でいます。

ムスカリも強いし、ちょっと変わった葉っぱのアルムも、強いです。

強いのはとにかくほったらかしにしがちです。

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今、ベルゲニアも花盛りです。桜と同じころに咲くのでこちらも庭の定番スプリング・フラワー。

乾燥には強めですが、あまりにも水捌け悪い場所ではもうひとつですね。

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そして今年も絶対の開花。

ヒメリュウキンカ Ranunculus ficaria L.

これは いまひとつ日当たり悪くても、湿気好き。夏は休眠して消えてしまうのも好きな理由。

もしもこの春見つけたら、おすすめのスキマ埋め。春だけのグラウンドカバーです。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


Instagram@keikoyoshiya 

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