青空に映える黄色の花、太陽に向かって咲く姿はまさに真夏の象徴。比較的簡単に育てることができるので、学校で育てた経験のある方も多いのではないでしょうか。花色は定番の黄色、クリーム色、レモン色、ボルドー色、八重咲き品種などもあり、案外バリエーションがとっても豊かです。草丈3m以上になる巨大品種から、25cmほどの可愛らしいもの、秋に咲く品種まで色々あります。
ヒマワリの育て方
Garden&Garden監修
青空に映える黄色の花、太陽に向かって咲く姿はまさに真夏の象徴。比較的簡単に育てることができるので、学校で育てた経験のある方も多いのではないでしょうか。花色は定番の黄色、クリーム色、レモン色、ボルドー色、八重咲き品種などもあり、案外バリエーションがとっても豊かです。草丈3m以上になる巨大品種から、25cmほどの可愛らしいもの、秋に咲く品種まで色々あります。
INDEX
ヒマワリの基本情報
キク科ヒマワリ属
難易度★
開花期:7〜8月 種まき期4〜6月 肥料:4〜8月
北アメリカ原産の春播き一年草。日当たりが良く、水はけの良い場所を好みます。発芽及び生育するのに20度以上の高温を好む植物なので、しっかりと温度が上がった5月以降に種まきをします。夏の間咲いた花はその後タネが出来、その後晩秋には枯れます。
基本情報
種や苗から育てます。種まきは4〜6月にします。苗も初夏から出回るので、初心者は苗から育てた方が簡単です。草丈の低いミニひまわりは、花やつぼみのついた状態で出回る事が多いです。日がたっぷり当たる場所を選んで植えます。
F1品種
種袋にF1の文字があれば、一世代交配種となり異なる親を掛け合わせることで、一定の揃った形質を持つ種となります。ですが、この交配種にはタネができないので、タネを取りたい場合は別品種を選びます。
食用ヒマワリ
種を食用として収穫できる品種もあります。タネがより大きく、皮が剥きやすいのが特徴です。収穫したタネは、フライパンで炒って食べると美味しくてオススメです。
ヒマワリの管理のポイント
ヒマワリの種まきのポイント
種まき
ヒマワリは苗も出回りますが、気に入った品種を育てる場合には種の方が品種も多くたくさんの花を楽しめます。できれば直に蒔いて、あまり根をいじらない方が大きく育ちます。コツはしっかり暖かくなった頃に種を蒔く事、それから発芽後にナメクジなど葉をかじられないよう、ナメクジ対策をする事が重要です。(ヒマワリの病気・害虫・予防・対策のページを参考に)
直に蒔く場合
しっかり土を耕し、堆肥と腐葉土、緩効性肥料をすき込みます。大型品種は40センチほど深く耕しておきます。鉢植えの場合は、鉢に培養土を入れます。
植えつける間隔は大型種で50センチ程度、中型種で30センチ程度、小型種で15センチ程度を目安にします。
土地を平らにして、1箇所2〜3粒まいて、土をかけ手のひらでしっかり転圧します。水やりはハス口などを利用し優しくタネが流れないように注意します。発芽後、葉が黄色かったり変形しているものは間引いて、最終的に1箇所1本にします。
ポットに蒔く場合
10.5センチポットに培養土を入れ、種を2〜3粒蒔きます。本葉が出始めたら、週1回薄めの液肥を施して、本葉が3〜4枚になるまで育てます。たっぷりお日様に当てて、水を切らさないようにします。その後庭や鉢に植えます。
ヒマワリの肥料、水やり
ひまわりの品種
ひまわりの品種
花色や咲き方、咲く時期、草丈、花粉の有無など、様々な品種が売られています。切り花にしたい時には、無花粉品種がオススメです。
大きなヒマワリ
巨大ヒマワリといえば、ロシアヒマワリ。日当たりの良い場所で育てると、大きく育ちます。そして食用としても売られているタイタン。これは花が40センチを超える超巨大花タイプです。
画家シリーズヒマワリ
ゴッホやモネ、マティスなどの画家シリーズは、名画に出てくるヒマワリのイメージで、いくつかの品種がミックスされた種のシリーズです。名画に想いを馳せながらヒマワリを眺めるのも、なかなか良いですね。
シルバーリーフのヒマワリ
通常のひまわりに比べて開花する時期が遅く、夏の終わりから秋にかけて花が咲くシルバーサンシャイン。葉がシルバーリーフなのも魅力的。枝分かれして、たくさんの花をつけるのも特徴の1つです。
ヒマワリの病気・害虫・予防・対処
ナメクジ
直にタネを蒔く場合、ナメクジの被害に遭いやすいです。殺虫剤や忌避剤の利用も有効です。薬を極力使いたくない人は、容器にビールを注いで、野菜くずなども一緒に入れておくと集まりやすいので、集めて処分する方法もあります。
ハダニ
ハダニがつくと葉の裏などに小さな虫がつき、蜘蛛の巣のような網をかけられます。乾燥が原因で大量発生するので、シャワーでは裏からたっぷりと水をかけると効果的です。殺虫剤などで対処するのも1つの方法です。
アブラムシ
新芽や茎につくのがアブラムシです。これらは放っておくとウイルスなどの病気を媒介するので、早期発見、早期に補殺します。テープなどで取り除いたり、すでにかなり増えてしまっているようだったら殺虫剤を使います。
うどんこ病・べと病
葉っぱに黄色から褐色の斑点が出たり、白い粉が吹くようなら、べと病やうどん粉病などカビを原因とする病気です。症状の出た葉は取り除き、被害が広がらないようにします。また泥の跳ね返りなどでかかりやすいので、藁などのマルチングする事で防ぐこともできます。
ヒマワリの歴史・原産
北アメリカ先住民のタンパク源
ヒマワリは鑑賞するイメージの強い植物ですが、原産地の北アメリカでは古くから重要なタンパク源として食用作物、オイル、ハーブとしても利用されていたようです。紀元前3,000年にはすでに栽培されていたとされています。
コロンブスの大陸発見以降、スペインの探検家によりヨーロッパにもたらされました。その後フランスを経てロシアへ渡りオイルとしての価値を見出されました。ロシアは現在世界的に見てもヒマワリオイルの一大産地であり、国花もヒマワリというヒマワリ大国。その実は国民のスナックとしても大変愛されています。
ちなみに、ロシアで多く栽培されている巨大品種が、ロシアヒマワリです。ヒマワリといえば夏!ですが、世界規模で見るとヒマワリといえばロシアなのかもしれませんね!?
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