ゴマのような香りとピリッとした辛味が特徴の、独特な風味がクセになるハーブ、ルッコラ。とても育てやすい野菜の1つです。苗や種から栽培でき、気温の落ち着いた春や秋の栽培がおすすめです。基本的には、若い葉っぱを収穫しますが、そのまま育てると可愛らしい白い花も楽しめます。春もしくは秋の栽培が適しています。小さな鉢でも栽培可能なので、場所をとらずベランダ栽培にもとても向いている野菜です。
INDEX
ルッコラの基本情報
アブラナ科キバナスズシロ属
難易度★
ルッコラはビニール温室などを利用すれば、一年中栽培が可能な野菜です。ですが、設備なしで露地栽培をするのであれば春もしくは秋から栽培を始めると、成功しやすくスムーズに育ちます。特に園芸初心者さんは、虫の少ない秋栽培がおすすめです。種から栽培する方法と、苗を購入して植える方法があります。種からの栽培は、他の野菜に比べて大変発芽率も高く、成功しやすいので、初心者さんでも気負わずに種から栽培にチャレンジしてみましょう。春栽培は3〜5月、秋栽培は9〜10月がおすすめです。葉の小さなうちからベビーリーフとしていただき、随時必要な分の葉をちぎって収穫してもいいし、最終的には20センチ程に成長して株ごと収穫します。すべてを収穫せずに、そのうちいくつかをそのまま育てれば、白い可愛らしい花を楽しめます。
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ルッコラの間引き・収穫
本葉が出始めたら、最初の間引きを行います。成長の良いものを残して、葉の形や色がおかしいもの、混み合った部分は芽をハサミでカットします。葉と葉が触れ合うか触れ合わないかくらいのスペースを確保します。茎がぐらつくといけないので、間引きをしたら株元に少し土を寄せてあげます。本葉が4〜5枚位に成長したら、5〜6センチくらいの株間を確保して間引きをします。この際、土寄せもしくはプランター栽培の場合は、少し土を株元に足して、株がぐらつかないようにします。葉の色合いを見て、黄色っぽくなったり少しあせてきたようであれば、土寄せと合わせて肥料をあげます。即効性のある液肥が良いでしょう。最終的には15センチから20センチで株ごと収穫できます。随時必要な葉だけ収穫する場合は、中央部分から新たな葉っぱがどんどん出てくるので、外葉と言い株の外側に生えている葉っぱから収穫するようにします。とう立ち(中央部分から蕾が上がってくる事)すると、葉も辛味を帯び、硬くなり美味しくなくなります。そうなる前の柔らかくて美味しい葉っぱを収穫します。
ルッコラの肥料・水やり
ルッコラの楽しみ方
ルッコラの育て方・まとめ
地中海沿岸を原産とするルッコラ。イタリア料理には欠かせない食材としても有名です。イタリア料理に合わせて認知が広がったためか、このルッコラはイタリア語からきた名前です。英語名ではロケットと言います。実は和名もありキバナスズシロと言います。スズシロとは大根の事。同じアブラナ科の植物で、大根の花とルッコラの花はよく似ています。
比較的簡単に短期間で収穫できるので、初心者さんにもおすすめの野菜ルッコラ。独特の風味が魅力ですが、収穫が遅れたり水やりを怠って乾燥しすぎたり、強すぎる日差しに晒されたりすると、その苦味や辛味が増してしまうという性質もあります。それらの状況にならないように、ちょっとだけ気を付けて栽培するのが、美味しいルッコラを収穫するコツです。
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