11月頃から園芸店に並び始めます。鮮やかな花色が魅力の、冬〜春の定番植物です。プリムラ・ポリアンサはヨーロッパの自生種数種を元に交配された園芸品種。そのポリアンサにさらにコーカサス地方原産のジュリアエを掛け合わせプリムラ・ジュリアンを作りました。元はポリアンサより少し小さく花上がりの良いタイプでしたが、現在品種改良が進み区別が曖昧になり、小型品種をジュリアン、大型をポリアンサと呼んでいます。
プリムラ・ポリアンサ
プリムラ・ジュリアンの育て方
Garden&Garden監修
11月頃から園芸店に並び始めます。鮮やかな花色が魅力の、冬〜春の定番植物です。プリムラ・ポリアンサはヨーロッパの自生種数種を元に交配された園芸品種。そのポリアンサにさらにコーカサス地方原産のジュリアエを掛け合わせプリムラ・ジュリアンを作りました。元はポリアンサより少し小さく花上がりの良いタイプでしたが、現在品種改良が進み区別が曖昧になり、小型品種をジュリアン、大型をポリアンサと呼んでいます。
INDEX
プリムラ・ポリアンサ/ジュリアンの
基本情報
サクラソウ科サクラソウ属
難易度★★
開花期:11〜4月 植え替え期9〜10月 肥料:11〜3月、(夏越しした場合は10月から肥料を再開)
本来は春咲きです
冬から出回りますが、これは温室で花をあげて出回っているもの。ですので、1月など極寒時期にいきなり寒さに当てると痛んで枯れてしまうことも。特に寒い時期に購入した苗は、日中屋外に出して夜玄関に取り込むという作業を数日繰り返して、徐々に寒さに慣らす作業が必要です。
ガーデンプリムラ
プリムラは本来耐寒性は多少ありますが、強い霜に当たると傷んでしまいます。そのため屋外で管理するには、霜の当たらない軒下で管理するのが鉄則でした。しかし、ガーデンプリムラと呼ばれる「アラカルトシュシュ」シリーズは、パンジーと同等の寒さ、雪にも耐えると言われています。通常のポリアンサよりも花が少し立ち上がるのが特徴で、真冬の時期も花が休まず咲きます。
本来は多年草
本来は多年草ですが、暑さに弱く夏に枯れてしまうため、日本では一年草として扱われています。夏が涼しい地域では、真夏の直射から守ってくれる木漏れ日の当たる涼しい木陰で真夏を越せば、夏越しも可能です。ただし、冬の寒さにも弱いので、そこも配慮が必要です。
プリムラ・ポリアンサ/ジュリアンの
管理のポイント
プリムラ・ポリアンサ/ジュリアンの
植えつけの
ポイント
プリムラ・ポリアンサ/ジュリアンの
肥料、水やり
肥料について
真冬も花を咲かせ続けるためには、肥料が必要です。植えつけるときに緩効性肥料を混ぜて植え、その後液肥か置き肥を利用します。液肥の場合は10日に1回、置き肥は有効期間を確認して、蕾が上がっている最中には肥料が効くようにします。
肥料が切れてくると、花の上がりが悪くなり、また葉の色も薄く黄色っぽくなってくるので、そうなる前に定期的に肥料を施します。
水やりについて
水が一旦切れると、その時点でついていた花芽は咲かなくなってしまいます。水切れしないようにするのが、長く花を楽しむコツです。また水やりは葉や蕾にかからないように気をつけます。上から水をかけると、どうしても蕾の箇所に水が溜まりやすいので、葉をめくって土に直接あげましょう。
プリムラ・ポリアンサ/ジュリアンの
楽しみ方の
ポイント
プリムラ・ポリアンサ/ジュリアンの
病気・害虫・
予防・対処
病気・害虫
気温が暖かくなってくると、病気や害虫の被害が出て来ます。まずは原因を作らない管理、植え方がとても重要です。水やりの時に葉や花に水をかけない、株を詰めて植え過ぎない事で蒸れや、花や蕾が腐るのを防ぎます。アブラムシや芋虫などの食害を見つけたら、被害が広がる前に捕殺します。
灰色かび病にかかると、初め茶褐色の斑点が葉に出て、その後葉や花茎が腐ったようになり枯れてしまう事があります。まずは疑わしい状況の葉や花を見つけたら、早急に取り除きます。取り除いた上で殺菌剤などの薬剤を散布します。
また軟腐病になると地際から腐敗して、その後しおれて枯れてしまいます。他の株に伝染しないよう株ごと取り除いて捨てます。葉や茎の傷口から泥はねなどにより、細菌が入る事で発生します。風通しよく育て、水はけの良い良質な土で栽培し、マルチングで泥はね対策をしてまずは病気にかからない育て方をする事がとても大事です。
プリムラ・ポリアンサ/ジュリアンの歴史
プリムラ・ポリアンサ/ジュリアンの
育て方・Q&A
プリムラ・ポリアンサ/ジュリアンの
育て方・まとめ
気に入った苗1つをお気に入りの鉢で育てたり、カラフルにたくさんの種類を組み合わせて賑やかな花壇を作ったり、カラーコーディネートを楽しみながら寄せ植えを楽しんだり、色々な楽しみ方ができるプリムラ。
まずは育てて、その可愛らしさを実感してみてください。そしてもし慣れて来たら種から育てる方法もあります。種まき適期は5〜6月、もしくは9〜10月です。タネは小さく管理も少し上級者向けですが、自分で育てた花の開花は、嬉しさも2倍です。さらに無農薬で育てれば、花はエディブルフラワーとしてし食べる事ができます。ゼリーなどのお菓子に添えたり、ケーキの飾りにしたりなどさらに楽しみが広がります。なんと100gあたりのビタミンC 含有量はレモンの2.3倍!!とも言われています。健康食としてもありかもしれません!?まずは、お気に入りの1鉢を探してみてはいかがでしょうか?
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