モンステラの育て方
Garden&Garden監修
深い切れ込みや、穴の開いたようなユニークな葉が魅力のモンステラ。その見た目から海外では「スイスチーズプラント」とも呼ばれています。成長とともに特徴的な穴の開いた葉を出し、気根を伸ばします。モンステラと一言に言っても、葉っぱの大きくなるもの、葉のコンパクトなものから斑入り品種など、多くの品種が出回ります。ハワイアンモチーフにもよく使われ、エキゾチックな印象のおしゃれで人気の観葉植物です。
INDEX
モンステラの基本情報
サトイモ科モンステラ属
難易度★
中央アメリカの熱帯雨林に自生する観葉植物。本来大きな木に着生するつる性(半つる性)植物なので、大きく成長するにつれて、ヘゴなどの支柱に絡ませて自立させます。小さな苗の時はほとんど葉に穴がありませんが、環境が整い株が成長するにつれて、特徴的な穴のある葉の姿へと変化します。
モンステラを知るためには、それが実際どのように熱帯雨林の中で育っているかを知ると納得できます。小さな苗の頃は薄暗い森の中で育ち、それが成長とともに日を求めて木に着生し、上へと伸びて、より大きな葉っぱで太陽光を得ようとします。しかし熱帯雨林は激しい強風や豪雨がつきもの。葉っぱをそのような環境から守るために、ユニークな深い切れ込みや穴があいたと考えられます。基本的には耐陰性があり、半日陰から日当たりの良い環境を好みますが、小さな苗の時より、成長するにつれてより日光を必要とするとも言えます。そして着生するという事は、それ自体で自立する植物ではなく、成長とともにヘゴなどの支柱に絡ませていく管理が必要です。逆に絡むものがなく、不安定な状況にいると、新しく出る葉が小さくなって切れ込みも少なくなる傾向があるので、しっかり固定してあげる事がとても重要です。
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モンステラの育て方・まとめ
モンステラを育てる上で必ず知っておきたい事、それは毒成分があるという事です。切った時に出る汁は、かぶれる可能性があるので気をつけます。室内でペットを飼っている場合は、届かないような場所に置くなど工夫が必要です。
温室など環境の良い場所では、花が咲き実をつける事があります。熟した果実は、パイナップルやバナナに例えられる程甘くて美味しいと言われています。モンステラの代表的品種デリシオーサの語源はデリシャス。つまり美味しいという意味の言葉からその名が来ているのも納得です。(ただし未熟な果実は繊維質で喉を刺激し大変危険です。必ず熟したものをいただきます。)艶感あるおしゃれで大きな葉っぱ、しかも育てやすく手軽に購入できるモンステラ。もともと育つ環境や、今後育つ姿をイメージして育てることが、失敗なくより上手に育てるコツです。
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