愛らしい姿が人気のガジュマル。観葉植物の中では比較的育てやすい植物です。10センチ前後の小さな卓上サイズのものから1〜3mくらいの置き型の観葉植物としても流通しています。でも実際は20mを越す大木になる樹木。東南アジアを中心に台湾、ハワイやインド、中国南部やオーストラリアなどでも自生する常緑高木です。その生命力の強さやから縁起の良い樹木としても人気で、沖縄では精霊の宿る神聖な樹木として親しまれています。
ガジュマルの育て方
Garden&Garden監修
愛らしい姿が人気のガジュマル。観葉植物の中では比較的育てやすい植物です。10センチ前後の小さな卓上サイズのものから1〜3mくらいの置き型の観葉植物としても流通しています。でも実際は20mを越す大木になる樹木。東南アジアを中心に台湾、ハワイやインド、中国南部やオーストラリアなどでも自生する常緑高木です。その生命力の強さやから縁起の良い樹木としても人気で、沖縄では精霊の宿る神聖な樹木として親しまれています。
INDEX
ガジュマルの基本情報
クワ科イチジク属
難易度★★
植え替え・挿し木5月〜7月
肥料4月〜9月
剪定5月〜7月
日本でも屋久島や種子島より南の地域に自生しています。大きく成長すると幹の途中からたくさんの気根を出し、それが地面に着くと太く成長します。お日様が好きな植物なので、窓辺で管理します。成長がとても早い植物なので、剪定をしながらコンパクトに育てます。
ニンジンガジュマル
根元がぷっくり膨らんだなんとも愛らしい姿のガジュマル。これはニンジンガジュマルとも呼ばれています。通常のガジュマルと同じ品種ですが、タネから育てられたガジュマルは幹が膨らみます。数年かけて膨らんだ根元を掘りあげ、その幹をより多く見せて再度植え付けたものです。これは挿し木から育てたものはできません。
気根
ガジュマルはたくさんの気根を伸ばす樹木の1つです。気根は地上部分に出る根っこです。地面に到達した気根はやがて土に潜り、どんどん太くなり木を支える支柱のような役割をします。ガジュマルらしさでもある、この気根を生かしてオンリーワンの樹形を楽しめるといいですね。
置き場所
基本的にはお日様が大好きな樹木。たっぷり日の当たる窓辺や、日当たりの良い環境で管理します。多少の日陰でも持ちますが、暗すぎると葉が落ちてしまいます。また全ての観葉植物に共通しますが、クーラーやヒーターの風が直接当たるような場所には置かないようにしましょう。
ガジュマル管理のポイント
春〜夏の管理
室内で育てる場合は日当たりの良い窓辺で育てます。また、もしお庭をお持ちの方は完全に暖かくなった5月以降〜初秋まで屋外で管理すると育てやすくオススメです。屋外に出す場合は、今まで室内で慣れていた樹木なので、初めは木陰から日の当たる場所へと徐々に移動して、環境に慣らす事がとても大切です。
秋〜冬の管理
お部屋の温度が5度以下にならないように保ちましょう。それ以下になると、葉っぱが黄色くなって落ちてしまいます。暖かいお日様の当たる場所で管理をします。ただし夜間窓際は冷え込むので、夜だけ室内の中程に移動したり、何か覆いをして保温するなどの工夫をしてあげましょう。
植え替え
2年に一度は植え替えをして土をリフレッシュしてあげます。根詰まり防止になります。そして必ず暖かい成長期に行います。@鉢から抜いた株は古い土を取れる分だけ取り除き、もし腐ったり黒ずんだ根っこなどがあれば切ります。A鉢底には鉢底石と鉢底ネットも必要に応じて入れましょう。同じ鉢を使う場合は、鉢をしっかり洗ってから使います。B観葉植物用の新しい土で植え込みます。隙間ができないよう割り箸などで丁寧に突いて土をまんべんなく入れます。C最後にたっぷり水をやり終了です。
ガジュマルの植え替え切り戻しポイント
剪定
必ず気温の高い成長期に剪定をします。これから成長するという時期(5月)であればかなり大きく切り戻しても大丈夫。また新たな枝葉が茂ってコンパクトに樹形を保つことができます。その後伸びすぎてしまった枝は随時切り戻して枝葉を新たにふかします。ただし、秋以降真冬の寒い時期に剪定するのは避けましょう。
気根の扱い
育てていると、細い根っこのようなものが伸びてきます。土に到達して太くなるには少し時間がかかります。もしどうしてもその根が嫌な場合は、膨らんだ株元のギリギリのところで剪定しても構いません。必ず清潔なよく切れるハサミを使い、細いうちにカット、成長期、枝葉を剪定したタイミングで行いましょう。
挿し木
挿し木も簡単にできるので、剪定枝を楽しに挿し木にして増やしても楽しいですね。よく切れる清潔なハサミでカットします。それを水につけておくと自然に根っこが出てきます。猫が出てきたら土に植えてあげましょう。
ガジュマルの肥料・水やり
ガジュマルの楽しみ方のポイント
病気・害虫・予防・対処
環境の変化
観葉植物全般に言えますが、購入直後に大量に葉が落ちることがあります。それはそれまでいた環境と変わったために、木が葉を落とすことがあるためです。まずはなぜ葉が落ちたがを考え、日光の当たる場所か?気温は足りているか?水のあげすぎはないか?を確認します。もし新芽が同時に出ていたり、元気な葉がまだまだ残っているようだったら問題ありません。逆に葉を落とすぐらいその木自体に元気があると思うといいかもしれません。
コバエ
コバエが発生したら、コバエジェットなどスプレー式の殺虫剤を土の表面にさっとスプレーするのがオススメです。また有機物はこのような虫が発生しやすいので、土は観葉植物用の土を使うことをおすすめします。
カイガラムシ
どうしても空気の対流しやすい室内環境では害虫がつきやすくなります。特に乾燥しすぎるとカイガラムシが発生しやすくなります。枝や葉裏などにしろや茶色のつぶつぶを見かけたら、カイガラムシの可能性があります。古い歯ブラシや濡れタオルなどでしっかり取り除きます。その後専用の「スプレー式の薬剤をかけておくとよいでしょう。
ハダニ
葉の色が少し薄くなったようになったらハダニの可能性があります。高温期に乾燥するとつきやすいので、日頃から霧吹き(成長期)や葉を固く絞ったタオル(秋〜冬)などで拭いてあげると予防になります。発生したら専用のスプレー式の薬剤が効果的です。
アブラムシ
葉っぱがテラテラ光ってベタベタしているようだったらアブラムシの可能性があります。特に新芽などにつきます。ついた部分を枝ごと取り除いて、薬剤散布が効果的です。株が手のひらサイズで小さかったら、葉ごと水につけて洗っても良いでしょう。放っておくとスス病などを併発するので、早めに対処します。
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