ブロッコリーの育て方
Garden&Garden監修
秋冬野菜の代表格、ブロッコリー。あのモコモコした塊は、実は頂花蕾(ちょうからい)と呼ばれる花蕾(花の蕾)だって知っていましたか?大きな蕾を収穫する楽しみはもちろん、その後長く脇芽の収穫も楽しめます。そもそも、あの蕾がどのように育っていくのかを観察するだけでも育てる価値は十分にあります。比較的簡単に無農薬栽培ができ、プランターでも手軽に栽培できる家庭菜園に向いている野菜。今回は、おさえておくべきポイントを紹介します。
INDEX
ブロッコリーの基本情報
アブラナ科アブラナ属
難易度★★
種まき8月下旬〜9月中旬 収穫10月下旬〜12月
ブロッコリーは、ある程度株が成長した時に、一定期間の低温に会う事で花芽をつける植物です。種類によって低温条件の違いがありますが、大事な事は、花芽分化(蕾ができる事)するための低温期に入る前に、しっかりとした株に成長させておく事です。つまり、育て始める時期を逃さない事が成功への鍵になります。様々な品種がありますが早生種、中生種、晩成種の大きく分けると3つに分けられます。栽培期間は90〜200日程度と種類によってかなり差があります。種から育てる場合は春まき(2月に種をまき、5−6月に収穫)、もしくは夏まき(7−8月に種をまき、10月以降翌年にかけて収穫)が適しています。種から育てるときには、必ず時期にあった種類を選ぶ事が大切です。種袋の裏に時期などの情報が書いてあるので、参考にしましょう。園芸初心者さんや始めて育てる人は、夏の終わりから出回る苗を購入して育てる事をおすすめします。
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ブロッコリーの育て方Q&A
ブロッコリーの育て方・まとめ
ブロッコリー栽培で抑えたいポイントは大きく3つ。植え付けの時期を逃さない事、初期栽培の害虫対策、そして元肥と追肥を忘れない事。まずは一度育てて見て、その立派に育つ姿を実際に体験して見てください。
ブロッコリーは栄養価が高く、特にビタミCが豊富で食物繊維も多く含まれる人気の野菜の1つ。日本では茹でて食べるのが一般的ですが、海外では生でサラダなどにもよく使用されています。生で食べる時にはよく洗ってから小さめにカットして食べるのがおすすめ。茹でた時とは違うコリコリという食感が病みつきになるかもしれません。初期の害虫対策をしっかりすれば、自家製無農薬栽培ブロッコリーも、夢ではありません。さあ、是非トライしてみてはいかがでしょうか?
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