玄関に収納スペースを設けて、そこに目につく大きなものや小物を整理整頓すれば、人の出入り口である玄関を綺麗に保つことが可能です。玄関は主に下駄箱として靴を入れることが多いですが、靴以外のものも入れることはできるのでしょうか。ここでは、玄関収納の靴以外の使い方を2つご紹介します。

玄関収納には、靴以外に以下のような小物を収納することができます。

・傘
・印鑑
・トレー
・掃除道具
・虫よけスプレー
・アルコール消毒液
・防災用ライト

玄関収納には靴以外にも小物を収納しておくことで、必要なものの出し入れが簡単になります。中でも下駄箱にトレーを置いて毎日必要な鍵などを収納すれば、失くす心配を減らせます。また小さな子どもがいる家庭などでは、虫よけスプレーを収納しておくことでスムーズな外出が可能です。玄関に必要なものを考え、限られた収納スペースを活用しましょう。

玄関収納は物を整理整頓する使い方以外にも、インテリアを飾って人の出入り口をお洒落な空間にすることも可能です。大きなものや小物は玄関のクローゼット内に収納しておき、観葉植物・写真・雑貨などを飾って玄関収納を見える収納スペースとして活用するのも良いでしょう。また間接照明を設置して、玄関を好みの明るさにするのもおすすめです。

人の出入り口を整理整頓できる玄関収納に、靴以外のものを収納したいとき、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。ここでは、玄関収納に靴以外のものを収納する時の注意点やコツを7つご紹介するので、参考にしてください。

玄関収納に靴以外のものを収納する時は、圧迫感がないように注意しましょう。限られた空間である玄関に大きな収納スペースを置いてしまうと、狭いと感じてしまうことがあります。玄関収納は、靴の脱ぎ履きなどができるスペースを確保した上で適切なサイズのものを選び、収納する小物などを厳選して圧迫感が出ないようにしましょう。

玄関収納は物を整理整頓するだけでなく、ディスプレイスペースを活用することでインテリアを演出できます。好みの雑貨や植物などを置いて、玄関収納を見せる収納として活用するのもおすすめです。ディスプレイスペースを自転車や車の鍵、アルコールスプレーなど日常に必要なものをまとめて置いておく場所として使うのも良いでしょう。

ウォークインシューズクロークがあると、より使い勝手が便利になります。ウォークインシューズクロークとは、玄関付近に設置できる収納小部屋のことです。靴を履いたまま出入り可能なので、外で使うことが多く汚れやすいアウトドアグッズや、防災グッズなどを収納しておくのに便利です。

玄関収納があることで靴以外のものを置く場合でも、整理整頓がしやすくなります。玄関収納に靴以外の小物やアイテムを収納したい場合は、物ごとに固定の収納場所を決めておきましょう。出し入れするたびに同じ場所にアイテムを収納することで、常に整理された玄関を保つことができます。

玄関収納を活用するときは、収納アイテムを使いすぎないようにするのもコツの一つです。玄関に多くのものを整理したいからといって収納アイテムを導入しすぎると、反対に限られた玄関スペースを圧迫してしまいます。玄関収納を設置する際には、空間を圧迫しすぎないサイズを選びましょう。

靴を入れる下駄箱としての用途以外で玄関収納を活用するときは、ものを減らすようにするのがポイントです。玄関収納は部屋にある棚やクローゼットとは異なり、収納できるスペースが限られています。そのため玄関に多くの物を収納すると、出し入れに手間がかかる可能性があります。玄関に収納する物は8割程度に抑え、ものを減らすようにしていくのがおすすめです。

玄関収納のコツの一つとして、外出前後で必要なものだけを収納することも挙げられます。玄関は外出する際に必ず通る場所なので、鍵・傘・マスク・アルコールスプレーなど外で使う小物を置いておくと忘れ物なく外出できます。たとえ忘れ物があっても、玄関に置いておけば、靴を脱がずに取れるので便利です。

玄関収納には、靴以外にどのようなアイテムを収納したり活用したりできるのでしょうか。ここでは、玄関収納の靴以外のアイデアを7つご紹介します。

玄関収納には靴以外に、防災グッズを整理しておくのに便利です。水・非常食・避難用バッグなどを収納しておけば、地震や火事などの緊急事態のときに慌てず玄関から避難することができます。スリッパなども一緒に収納しておくと良いでしょう。

ベンチ式の玄関収納は、上部の扉を開けると物が入るスペースが設けられています。ベンチ式なら小物を収納するだけでなく、座って靴を履いたり買った荷物を置いたりするのに便利です。賃貸などの限られたスペースに実用性重視の収納を設置したい人におすすめです。

玄関収納は物を収納するだけでなく、周りの空間を明るくするインテリアとして活用することもできます。天井・床・玄関収納などは白で統一すると、空間が明るく見えます。またディスプレイスペースがある場合は、ライトなどをつけてより明るさを増すのも良いでしょう。

玄関収納に靴以外を収納する場合、開き戸タイプのものを選んで設置するのもおすすめです。引き戸ではなく開き戸タイプにすると扉が全て開き、収納しているものを全て見渡すことができます。靴以外の物を多く収納する人は、中身が見渡せると整理整頓しやすく便利です。

玄関収納を作る際、中に引き出しを設置したり、カゴや箱などを使ってより細かく収納できるようにしたりしておくと、より使い勝手が良くなります。収納棚の中をカゴや箱で区切ることで、鍵・印鑑・ペンなど玄関で使うことが多い小物を散乱せずにまとめておくことができます。

玄関収納が大容量でスペースがある場合は、物ごとの収納場所を工夫して整理整頓しておきましょう。使用頻度の高いものは玄関収納の下の部分、使う機会が少ないものは上の部分に収納しておくと整理された状態を作りやすくなります。

傘の収納場所には高さを変えたバーや、突っ張り棒などをつけると、長さの違う傘をバランスよく収納できます。特に、子ども用の小さな傘がある家庭にはバーがあると便利です。また一人暮らしなどの場合でも、長さの異なる長傘や折り畳み傘などを収納しやすくなります。

靴以外に使用できる玄関収納の種類は、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、玄関収納の靴以外におすすめの商品を5つご紹介します。

ベンチタイプのこの商品は玄関に置くだけで、「収納」と「座るスペース」の両方が生まれます。サイズがコンパクトなので、スペースが広くない玄関でも多くのアイテムを収納することができます。サイズも複数販売しているので、玄関に合ったものを選んでみましょう。

ディスプレイスペースにライトとミラーがついており、小物や花瓶を美しく飾ることができるシューズクローゼット。こちらの商品のように、クローゼット自体がミラーになっているものを選べば玄関空間を華やかにしてくれるだけでなく、空間を広く見せたり、外出時の身だしなみチェックに役立ちます。

玄関のスペースが限られているお宅は、壁を活用して小物を収納できるエントランスハンガーがおすすめです。エントランスハンガーでディスプレイ収納を作れば、外出時に必要な帽子・カバン・傘などの小物を省スペースで整理してくことが可能です。

この収納付きのウォールミラーはマグネットで取り付けでき、賃貸でも穴を開けずに設置することが可能です。また玄関収納とは別に扉に設置しておけば、手軽に収納スペースを増やせます。鏡で身だしなみを整えたり、紛失しやすい鍵などの小物をまとめたりすることができます。

通気性に優れたルーバー扉を使用した収納庫は、庫内の臭いや湿気を逃がして中身を清潔に保つことができます。また引き戸タイプで開け閉めの際に扉の前にスペースが不要なので、狭い玄関を圧迫する心配が少ないのも魅力。スペースが大容量でたっぷり収納ができるので、掃除用品やアウトドア用品の収納にもおすすめです。

玄関に収納庫を設置することで、靴だけでなく防災グッズ・掃除用品・外出に必要な小物を整理整頓しておくことができます。またディスプレイスペースがあれば、植物などを飾ってインテリアとしても活用可能です。家庭の玄関に合った収納庫を設置して、アイテムの整理整頓に役立ててみましょう。