ウォールナットの色とは?
木の見本やブラウンとの違い・
経年変化も紹介!
リード文
ウォールナットは高級家具の材料として人気の木材です。ブラウンに似た色ですが、独特な色合いがあり、経年変化によって味わい深くなっていきます。ウォールナットの色合いについて、見本の画像とともに紹介しましょう。ウォールナットの家具に合うインテリアの色も解説します。
黒紫色・茶褐色・赤紫色などと表現されるウォールナット
「アメリカンブラックウォールナット」「クラロウォールナット」などの種類も
▲アメリカンブラックウォールナット
▲クラロウォールナット
1枚目の画像はアメリカンブラックウォールナット、2枚目の画像はクラロウォールナットです。このほかウォールナット材には、「バストゥーンウォールナット」や「オレゴンウォールナット」などの種類もあります。アメリカンブラックウォールナットは、アメリカ産のウォールナットを原料としたもので、無垢材は椅子やテーブルの天板などに使われ、最高級素材とされています。
クラロウォールナットは、アメリカンブラックウォールナットにヨーロッパ産のウォールナットを接ぎ木して生まれました。大きく生育させるのが難しく、希少性の高い木材です。さらに木の表面にコブができ、特徴的な木目が現れることがあります。こうした個性的な木目を生かした高級家具も作られます。
ウォールナットの色にはリラックス効果が
基本的に「ウォールナット」は木材名、
「ブラウン」は色を指す
ウォールナットは経年変化で色が明るくなる
ウォールナットは、経年変化によって徐々に色落ちして明るい色合いになるのが特徴です。ウォールナットに太陽光が当たると、植物の細胞に含まれるリグニンが紫外線を取り込み、徐々に黒や紫の色が抜けていき、黒紫色から褐色へ、そして褐色から明るい茶褐色へと変化します。太陽光がよく入る空間にウォールナットを置くと、この変化が早まると言われています。
経年変化したウォールナットは、まろやかな色合いの木肌になって木目がより目立つのが特徴です。一般的にウォールナットは、1年ほど経過すると黄色味を帯びて温かみを増していきます。
3〜4年後ぐらいには木目が際立ってきて、だんだんと辺材や芯材との色の対比も明確になります。10年ほど経過したウォールナットは明るく変化し、艶も増して触り心地が良くなり、味わい深い雰囲気を醸し出すことでしょう。
年数 | 色合い |
---|---|
1年 | 色味が少し明るくなる |
3年 | 明るさが増して落ち着いたライトブラウンに |
10年 | 艶が出る |
@ネイビー
Aライトブラウン
Bホワイト
Cグリーン
Cano/カノ リビングボード 幅115cmロー ウォルナット
ウォールナット以外の素材の色も知っておくと、インテリアを選ぶ際に役立ちます。家具やインテリアに使われることの多い素材とカラーを紹介します。
・チーク材
・ホワイトアッシュ材
・ラバーウッド材
・パイン材
・マホガニー材
・メープル材
・バーチ材
「チーク材」は植林木と天然木に大別され、植林木のチーク材は黄色や茶色、天然木は濃い茶褐色をしています。チーク材のフローリングが経年変化すると、艶が増し色が濃くなります。「ホワイトアッシュ材」の色は木の部位によって異なり、樹皮に近い部位の辺材は明るい白色で、芯に近い部位の心材は淡褐色です。
「ラバーウッド材」の辺材は淡白色で、心材は淡いクリーム色や淡い桃色がかった淡桃褐色という色をしています。「パイン材」は白みがかった黄色をしており、経年変化によって艶っぽくなります。「マホガニー材」は赤みを帯び、「メープル材」は白っぽい色をした木材です。「バーチ材」の心材は明るい肌色をしていますが、辺材は白っぽい色をしているのが特徴です。
@ヴォルガウォルナットデスク幅80
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Aヴォルガウォルナットミドルテレビ台120
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Bルーヴ薄型カウンター幅80ウォルナット
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Cヴォルガウォルナット扉左右兼用キャビ
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Dマルーン円形テーブル90ウォルナット
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