コーディネートに便利なTシャツですが、着る時にシワが目立ち、困ったことがある方もいるかもしれません。今回は、Tシャツの収納方法や簡単なたたみ方、シワにならない方法などを詳しく説明しますので参考にしてください。

Tシャツは、コンパクトにたたむと綺麗に保管しやすく、使う時にも取り出しやすくなるのでおすすめです。以下では具体的にTシャツをコンパクトにたたむ方法や、仕切りを使ったおしゃれで実用的な収納アイデアなどをご紹介します。

ここでは、Tシャツのコンパクトでシワにならないたたみ方について、5点紹介します。手間なく簡単な方法や、丁寧な方法、スピード重視の方法などをご紹介しますので、好みのものを見つけてみてください。

まずは一般的とも言える、Tシャツのたたみ方についてポイントを説明します。

【やり方】
1.平らなところに、Tシャツの背中側である後ろ身ごろを上にして置く
2.左右から約1/3程度の部分を内側に折りたたむ
3.裾を首元の部分まで折りたたむ

上記のたたみ方をする場合、Tシャツを平らなところに置く時に、手でTシャツを引っ張りシワを伸ばしながら置くと良いでしょう。Tシャツの左右の折りたたむサイズを使用している引き出しや仕切りのサイズに合わせると、すっきりと収納できます。

次はコンパクトに収納できる、くるくる丸めてたたむ方法をご紹介します。

【たたみ方】
1.Tシャツの前身頃を上に、平らなところに置く
2.Tシャツの裾を約8cm分、全周外側へ折り返す
3.Tシャツの左右から約1/3を内側に折りたたむ
4.首元から裾に向かってくるくると丸めてたたむ
5.折り返していた裾を表に返し、丸めた部分にかぶせる

折り返しておいた裾をかぶせてくるくると巻いたTシャツを最後にまとめると、巻いた状態をキープすることができ、崩れることなく綺麗に収納することが可能です。また、この方法ではTシャツをコンパクトにしまうことができるので、旅行バッグに入れる際にも役立つでしょう。

覚えると簡単にできる、アパレル店員さん風に素早くたたむ方法を説明します。

【たたみ方】
1.Tシャツの前身頃を上にして、横向きで平らなところに置く
2.肩から裾まで、まっすぐに一旦折り目をつけて再度広げる
3.折り目上の肩部分・脇部分をつまむ
4.折り目上の肩部分をつまんだ手で、折り目上の裾の部分もつまむ
5.つまんだまま持ち上げて、軽く振って形を整える
6.首元部分が下になるように、床に置く
7.片側の袖の部分を折りたたむ

覚えると手間なく簡単でスピーディーにたためる方法です。床やテーブルの上で練習すると良いでしょう。工程の中の2.は慣れてくると折り目をつけることなく、目測で折りたたむことができるようになります。

綺麗でコンパクトにTシャツをしまうためには、クリアファイルを使用する方法があります。

【たたみ方】
1.平らなところに、Tシャツの背中側である後ろ身ごろを上にして置く
2.Tシャツの首元にクリアファイルを縦の方向に置く
3.クリアファイルに沿って両側を内側にたたむ
4.裾を首元までたたむ
5.クリアファイルを抜く

この方法は左右のバランスが簡単に綺麗になるので、Tシャツをたたむことが苦手な人や子供の練習のためにも良いでしょう。たたみ終えたあと、Tシャツからクリアファイルを抜く時には、形が崩れないようにそっと優しく抜くように注意してください。

スピード重視や床に置くことができない場合は、立ったままたたむ方法がおすすめです。

【たたみ方】
1.Tシャツの前身頃を自分の方に向け、身体にTシャツを沿わせて片手で押さえる
2.空いているほうの片手で肩を折りたたみ、袖の先は外側を向けて折って押さえる
3.反対側も同じように、肩と袖を折る
4.裾を首元までたたむ

立ったままたたむ収納方法は、慣れるまでは形が崩れやすく、難しいと感じるかもしれません。ただし、やり方はTシャツの基本的なたたみ方と同じなので、手で押さえるポイントをつかめると、崩れず素早くたためるようになります。

次に、Tシャツをおしゃれで綺麗に収納できるアイデアを6点紹介します。置き方を工夫するだけ、仕切りを使うだけ、などどれも簡単に実践できるものばかりです。

上に積み重ねてしまいがちになるTシャツですが、縦にしまうだけで綺麗に見えて、どこにどれがあるか認識しやすくなります。押し入れタイプの収納ケースは、引き出しに奥行きがあるので、Tシャツを縦にしまうとスペースをさらに上手に使えるでしょう。

大容量の衣装ケースを利用する場合、ブックエンドなどで仕切りを作るとTシャツが崩れずに綺麗にしまえます。それぞれの仕切りには種類ごとにラベリングをつけておくと、Tシャツをいつも定位置に収納できておすすめです。

奥行きがある引き出しの収納ケースには、100円ショップなどで手に入る小さいボックスを仕切りとして使う方法もおすすめで、すっきり収納できます。色別・サイズ別などで分けて種類ごとに仕切りを作ると、Tシャツを探す時にも見つけやすいでしょう。

奥行40cm程度の小さめの収納ケースも使い勝手が良いです。Tシャツをコンパクトに丸めることで、小さい引き出しでも分かりやすくて出し入れがしやすい収納ができるようになるので、試してみてください。

Tシャツを同じようなサイズにたたんで平置きにすると、自宅を簡単にショップ風にすることができます。収納部分がトレータイプになっていると、スッとトレーを引き出して使えるので取り出しやすく、Tシャツをおしゃれに収納することが可能です。

ハンガーラックなどを使うと、Tシャツを掛けておくだけで簡単に収納でき、着たいTシャツを探しやすくなります。ハンガーに掛ける方法はたたむ手間がないので、たたむことを面倒に感じるずぼらさんにもおすすめです。

次に、Tシャツを収納する際に注意するべき点について、具体的に説明します。少しの工夫で、Tシャツを長い期間綺麗に着ることができるようになるでしょう。

Tシャツを収納する時にカビから守る方法は、以下の通りです。

【カビ対策】
・除湿する
・通気性を良くする
・こまめに掃除をする
・汚れた衣類を収納しない

Tシャツは閉め切った場所や水回りの近くに収納しているとカビが生えやすいので、通気性の良い場所に除湿剤と共に収納すると良いでしょう。ほこりや汚れもカビの原因となるため、掃除をしやすいような収納環境にすることも大切です。

Tシャツに穴があいてしまう虫食いを防ぐ方法は、以下の通りです。

【虫食い対策】
・換気をする
・防虫剤を使う

虫食いをする衣類害虫は、暗く湿った場所を好むので、長期間保管している衣類はたまに換気をすると良いでしょう。一般的な防虫剤が苦手であれば、レモングラスなどがブレンドされているアロマ防虫剤の活用がおすすめです。すでに虫食いをされてしまった場合は、周りの衣類を洗濯し、洗濯できないものはクリーニングへ。念入りに害虫駆除したい場合は、アイロンがけをしましょう。アイロンの熱は害虫や卵の駆除に効果的です。

長期間保存した後に起こりやすいTシャツの黄ばみや変色を防ぐ方法は、以下の通りです。

【黄ばみ・変色対策】
・こまめに洗濯をする
・綺麗に洗濯をして汚れを落としてから収納する

黄ばみや変色の原因は、収納前のTシャツの皮脂汚れが原因なので、Tシャツを収納する前には綺麗に洗濯することが大切です。すでに黄ばんでしまったTシャツは、ぬるま湯と洗剤、漂白剤の中でつけおき洗いをしてから洗濯してみてください。その際は事前に洗濯表示をチェックし、漂白できるか確認をしましょう。

次に、Tシャツを収納する際に役立つdinosのおすすめ商品を5点ご紹介します。衣類を型崩れさせずに収納できる商品や、手間なく簡単に収納できる商品などをご紹介するので、ぜひチェックしてください。

美しく整然と収納できるラック。たたんだTシャツの一部が見えるので着たいTシャツが探しやすく、見た目もアパレルショップのようにおしゃれ。棚板はスライド式なので、平置きしたTシャツでも手間取ることなくサッと簡単に取り出せます。

「ハンガー掛け＆たたむ収納」の両方ができるクローゼットハンガー。衣類に合わせて形が崩れないように、それぞれ分別して収納できます。引き戸がついているので、ハンガーに掛けている衣類やTシャツを簡単に隠すことができるのも便利。急な来客時にも対応できるでしょう。

6種類のサイズから選ぶことができる収納ケース。靴下・Tシャツ・セーターなど、内容に合わせることができ、それぞれの収納ケースのサイズが違っても、ピタッとはまるスタッキング構造になっています。シンプルですっきりしているので、クローゼット、ランドリー、リビングなど幅広い場所で活躍。

ハンガータイプや棚タイプ、幅や高さのサイズなど、用途に応じて組み合わせて、自分好みの収納スタイルを実現できるユニット式のワードローブ。突っ張り式の上置きも組み合わせればさらに空間を有効活用でき、収納スペースをしっかり確保できます。

クローゼットのハンガー下などのデッドスペースを活用できるチェスト。引き出しを組み合わせることで、たたんで収納したいニットやTシャツなどの衣類もすっきり片付けることができます。引き出しはストッパー付きのフルスライドレール仕様で、全開するから視認性もグッド。

Tシャツは収納方法やたたみ方のコツを知るだけで、シワができたり、型崩れすることもなく、綺麗に収納できます。今回ご紹介した便利な収納用品なども活用して、Tシャツの収納を見直してみてくださいね。