本の整理方法と
本棚を選ぶための3つのコツ
リード文
本や雑誌の収納にお困りの方はいらっしゃいませんか?
今回は、整理収納アドバイザーがおすすめする本の整理、本棚選びのコツをお伝えします。
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目次
1.持っている本を見直す
整理収納の仕事をしていて、ときどきお客さまの本の整理をお手伝いすることがあります。本についてお話を伺っていると、本に対する思い入れ、その本を持っている意味や理由は十人十色でした。
たとえば、もう手に入らない貴重な本、大好きでコレクションしている本、仕事で必要な本、1回読んで満足した本、なんとなく持っている本・・・。
本を整理するとき、
本を整理するとき、なぜこの本を持っているのか?という思いを持って見直してみることをおすすめします。とくに、これから本棚を買おう、と検討されている方は、購入前に一度すっきり整理してみましょう。
整理の仕方については、
整理整頓はダンドリが大事!部屋の片付けは“基本の3ステップ”で進めよう!
をご覧ください。
一度読んで満足した本、データが古い本(旅行ガイドなど)や雑誌は、必要かどうか見直すといいですね。
ずっと手元に残しておきたい大事な本、持っていると満足できる本は、いつでも読めるように本棚に収納するのか、それとも納戸などに大事にしまうのか、ということも含めて考えてみましょう。
まずは本を見直して、本棚に収納したい本が何冊くらいあるか把握することから始めましょう。存在自体を忘れていた本もきっと出てくると思います。
2.本棚を選ぶための3つのコツ
お客さまのお宅に伺って、いろいろな本棚を見てきました。その経験から、本棚を選ぶうえで、整理収納アドバイザーとしておすすめしたいことが3点あります。
@耐荷重をチェックする
たくさん本を収納しても重さに耐えられる丈夫な棚であるということが重要です。重過ぎると棚によってはたわむことがあります。
とくに重い写真集や辞典、画集など大切にしたい本をお持ちの方は、本の冊数や重さ、耐荷重を確認しましょう。
A棚板の高さは細かく変えられるものを
文庫本やコミックが好き、などでサイズが同じ本をたくさんお持ちであれば棚の高さは同じでも差し支えありません。
さまざまなサイズ
さまざまなサイズの本をお持ちの場合は、細かく棚の高さを変えられる可動式の棚板ほうが収納力がアップします。
棚板の変更だけではなく
棚板の変更だけではなく、上下・左右に組み替えできる本棚も便利なので、以前、お客さまにおすすめしたことがありました。
気分転換で家具のレイアウトを変えたり、引っ越しをしても間取りに合わせやすく、長く使うことができます。
Bオープン棚or引き戸は、メリットを把握する
紫外線による色褪せやほこりを防ぎ
紫外線による色褪せやほこりを防ぎ、室内をスッキリ見せたい場合は、引き戸がおすすめです。来客時も一瞬で隠すことができるので便利です。あなたにとってどちらが使いやすいか検討しましょう。
お子さんの本の収納について
お子さんの本の収納については、こちらのコラムも参考になさってください。
小学生が片付けやすい、棚や収納グッズ選びのコツ
3.本以外のモノも収納したい場合
ラックも本だけでなく
ラックも本だけでなく、さまざまなモノが置けるので便利です。引き出しが付いていると、小物もすっきり収納できます。
本が少ないとき
本が少ないとき、ブックスタンドを使っても倒れて気になる、という方には仕切りスタンドがおすすめです。絵本など薄くて倒れやすい本も収納しやすくなります。
4.リビングに置く本棚の選び方
本棚はときどき
わたしはリビングに
わたしはリビングに、いま読んでいる本だけを置いています。ときどき図書館に行くこともあるので、借りた本も一緒に、この棚に置いています。
毎月5冊から10冊くらい読んでいて
毎月5冊から10冊くらい読んでいて、個人的には電子書籍よりは紙の本で読むのが好きです。
読んだあと、すぐにフリマアプリなどで手放すこともありますし、手元に置いておきたい本はわたしの仕事部屋のスチールラックに収めています。本棚は持たず、ラックに収納しています。このラックに入らなくなったらまた見直します。
わたしの場合は
わたしの場合は収納スペースに限りがあるため、厳選して持つことを意識しています。
本棚を見てみると、ただなんとなく持っている本、ってありませんか。見直して収納を考えることで、より素敵な読書環境を作れると思います。
また本棚を設置するときは、ぜひ地震に備えて購入時の付属の金具やL字の固定器具などで転倒しないように対策も行いましょう。
このコラムが参考になりましたら幸いです。
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