聴いていないCD・レコード
好きなものを持ち続けるための
整理収納のコツ
整理収納でお客さまのお宅に伺うと、CDやレコードを持っている方もいらっしゃいます。
お話を伺うと、今も聴いている方、昔集めたけど全然聴いてないという方、コレクションとして持っているという方、いろいろです。
今回は、昔買ったけど全然聴いてないCDやレコ―ドの見直し&収納のコツをご紹介します。
目次
1.「これからも持ち続けたいか?」を確認する
お一人おひとり、どう持ちたいかが異なるので、整理収納の際、まず最初に私がお伺いするのは「このCD(やレコード)は聴いていますか?」「これからも聴きたいですか?」ということです。
それは、多いから減らさなくてはいけない、ということで伺っているのではなく、聴いていないCD・レコードがあるならば、それを今後も持ち続けたいかどうか。自分の気持ちを確認することが大事だからです。
2.「どのように持つか」1枚ずつ見直す
聴いていないCD・レコードを見直す時には、「またいつか聴きたい」「コレクションとして大切に持っていたい」「聴いてないから手放したい」で検討してみてはいかがでしょう。
聴いていないCD・レコードをそのまま「モノとして持っていたいかどうか」で検討して、要・不要の判断をするのもいいかもしれません。
残したいCD・レコードは残し、もう手放してもいいものは次に聴いてくれる方につなげていくのもいいかもしれませんね。フリマアプリで出してみたり、買い取りを依頼する、ということを検討するのも一つの方法です。
または毎月の定額で音楽が聴き放題になるアプリにお持ちのCDの曲が入っているならそれで聴くのはいかがでしょうか。
ほかにも、手間はかかりますが、CDやレコードをデータ化するという方法もあります。
3.収納を選ぶときの注意点・収納の工夫
残したいCD・レコードが多く、新たに収納家具や収納用品を検討する時には、収納したい枚数を確認してから購入するといいですね。サイズもしっかりご確認ください。
大きな収納家具を検討するほどではない場合、
大きな収納家具を検討するほどではない場合、CDであればポリプロピレンのフタ付きボックスや引き出しが市販されているのでチェックしてみてください。
CD・レコードショップで陳列するときに使うインデックスプレート(仕切り板)も売られています。ある程度の枚数(だいたい200枚以上)をお持ちの場合は、収納の際に「A〜Z」や「あいうえお」、「ジャンル別(ロック、ポップス、J-Popなど)」で分類すると探しやすくなるのでおすすめです。
4.保管するときのポイント
CD・レコードの保管は直射日光や湿気の多いところを避けることが大事です。さらにレコードは必ず立てて収納しましょう。
段ボールは湿気を吸うことがあるので、大事なレコードはプラスチック素材の箱を選んだほうが安心です。
CDの場合は、ケースから出してコンパクトに収納する方法もあります。CD10枚だと約11cmの厚みがありますが、CD用の薄い不織布ケースなどに入れ替えると、約3cmになります。ちょっと手間はかかりますが、収納スペースが減ってすっきりします。
5.CD・レコードのある暮らしをより素敵に、快適に
6.家族のCD・レコードが多くて気になる場合
ご家族のCD・レコードが多い場合は、減らしてほしいという気持ちをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。整理収納の仕事をしていると、家族のモノが気になるというお話はよく伺います。でも、同じ家で暮らしていても価値観はそれぞれです。
そのような時は、例えば「ここ(クローゼットの中だけ、自分の部屋だけ、など具体的な場所を提示)は好きに使ってもいいけれど、家族共有のリビングはすっきりさせたい」など、一緒に暮らしている人たちでちょうどいい折り合いを見つけていくことが大事です。
こちらもご参考になさってください。「手放せない愛しいモノ」を上手に持つ方法。好きなモノをあきらめず、暮らしも快適に。洋服・靴・推し活グッズ etc.
7.最後に
見直したけど収納に入りきらない、という場合は、さらにもう一度見直し、それでも迷う場合は、預かりサービスを利用する方法もあります。
期間を決めてしばらく預け、スッキリした状態で暮らしてみましょう。それでもまだ必要だと思う気持ちがあるか、数か月後に改めて検討してみてはいかがでしょうか。
あなたの好きなものと素敵な時間を過ごせる暮らしになりますように。
快適な暮らしを叶えるきっかけになりましたら幸いです。
ボタン(トップへ戻る)
執筆者
収納アイデアキーワード
その他のおすすめ収納コンテンツ
キッチン、リビング、家のいろんな空間や場所を “見た目すっきり、暮らし快適” にしませんか。
家具選びに悩んだことのある方は、ぜひ一度、ディノス家具をお試しください。
クローゼット収納は自分に合ったスタイルで、収納アイテムにもこだわることが大切です。
シンプルな収納は、多忙なワーキングママの味方になってくれます。
「聞き流し」でお片付けのやる気アップ!プロが実践する収納術を聞きながら、“見た目すっきり、暮らし快適” にしませんか。
収納場所を決めたり、ちょっとした工夫で、整理整頓された使い勝手のよいキッチンを目指すことができます。
衣替えの季節こそ!「もっと活きる収納」でスッキリ。衣替えしやすい快適収納を目指しましょう!
箱に詰めて送るだけ月々330円(税込)〜の保管サービス。