卒業後の子供の作品をすっきり収納
思い出とうまく付き合うコツ
子供が幼稚園や保育園、小学校からいろいろ作品を持って帰ってきて、そのままどこかに置いてしまい、結局数年経ってしまった、ということはありませんか。
元々片づけ苦手出身の私も過去に、娘が保育園で作った工作を棚の上に置いたままにしたらほこりをかぶってしまい、結局処分したことがありました。
忙しい方こそお子さんの作品や工作を溜めてしまうと見直しが大変になりますので、できたら年に1回、学期末や卒園、卒業の時期に見直してみませんか?
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1.一番大事なのは「全部出す」「分ける」
今までの作品を全部出して「残す・残さない」、で分けて見直しをしましょう。整理収納の講座をしていると「思い出は捨てられない」というお悩みを伺うことがあります。思い出のモノの処分は難しいものの一つです。
理由は、お子さんの絵や作品はその時の記憶を思い出すスイッチで、思い出のモノを捨てることは自分の記憶も捨ててしまう、手放すのは冷たい親と思われそう、とさまざまな気持ちになってしまう場合があるからです。
最初から見直しをサクサクこなすのは難しいかもしれませんが、モノとご自分の気持ちを分けて考えることをおすすめします。
2.見直す時はお子さんと一緒に
3.「誰のために」「どれだけの量を持つか」を把握してから収納方法を決める
子供の作品集は、誰のために残したいですか。お子さんが大きくなって独立する時に渡す、ご自分の育児の思い出として残す、などありますよね。それによって、どんな形で残すか考えるきっかけにもなります。
また、どれだけ残すのか量も考えてみましょう。
また、どれだけ残すのか量も考えてみましょう。「残す」「残さない」だけだと判断が難しいと感じる方は、無理にがんばらず、少しずつ定期的に見直していきましょう。
兄弟・姉妹がいる場合は時系列に並べてみて、大きめの紙袋やファイルボックスに分けておくことから始めるのはいかがでしょうか。小学校になると大きめの不織布の袋で作品を持って帰ることもあるのでそれに残したいものを入れていくのも方法の一つです。
作品を写真に撮ってから処分するという方法は
作品を写真に撮ってから処分するという方法はとてもいいですね。でも、そのままスマートフォンに写真を入れっぱなしだとどんどん溜まっていき、また見直しが必要になります。
プリントアウトしてアルバムに入れる、年に1回は作品を撮った写真だけフォトブックにする、パソコンに作品用のフォルダを作る、など撮った写真のその先まで考えてみましょう。
4.わが家の場合
最後にわが家の場合をご紹介します。中学生の娘の思い出はクローゼット上段に置いています。今は全部で4箱が思い出のものです。ちょっと多いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。年に1回娘と確認しているのが3箱、私が持っておきたいものが1箱です。
小学校6年間の絵の作品は
小学校6年間の絵の作品はA2のファイル1冊にまとめています。ちょっと大きいですが、画用紙を折らなくても入るのがいいところです。
娘も私もいいなと思う絵をすぐに目につく最初のページに入れています。
中はこんな感じです。
中はこんな感じです。
また、娘からもらった手紙や育児日記は
また、娘からもらった手紙や育児日記は私の思い出の箱に収納しています。
もし、思い出の作品ばかりで収納スペースを圧迫している場合、やはりある程度厳選することは必要になります。少しずつ見直していくとご自分の気持ちも変わってくるかもしれません。
うまく思い出と付き合いたいですね。
少しずつの片づけでも暮らしは変わってきます。
あなたの素敵な暮らしのために、ご参考になりましたら幸いです。
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