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間もなく1年を迎える「ディノスの森」で生育調査を行いました。
2024年10月18日間もなく1年を迎える「ディノスの森」で生育調査を行いました。 間もなく1年を迎える「ディノスの森」で生育調査を行いました。
リード
長野県木曽町・開田高原で、多様な樹種を育む「ディノスの森」づくりをスタートしてからまもなく1年を迎えます。前回のレポートでは、植樹のタイミングは秋に植える「秋植え」と、春に植える「春植え」が一般的であるとお伝えしましたが、「ディノスの森」でもそれぞれの時期に初年度の植林が行われています。今後、秋と春どちらの時期に植えるのがこの森にとって最適なのかを判断するべく、先日、専門家による生育状況調査が行われました。
秋の訪れが間近な開田高原で、専門家を交えた現地調査
“異常”とさえ言われるほど非常に暑い日が続いた今年の夏。8月末に「ディノスの森」の生育調査のため訪れた開田高原の最高気温は約20℃ほどと、都心と比べて10℃以上も低く、すでに秋の気配を漂わせていました。今回の調査に参加したのは、森づくりが始まる前からお世話になっている、専門家の岐阜県立森林文化アカデミー特任教授・横井秀一先生のほか、木曽町役場、木曽森林組合とmore treesの皆さん。 昨年11・12月に植えた秋植え分、今年6月に植えた春植え分の中からそれぞれ無作為に選んで調査を実施しました。
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調査日当日の「ディノスの森」の天候はあいにくの雨
樹高調査を行う様子
2024年度分の植樹は春でも秋でも1年目より早めに植えるのが望ましい
森づくり1年目には6種類・2,220本を植林した「ディノスの森」ですが、そのうち、コナラやヤマハンノキ、シラカンバといった樹種については、主に乾燥が原因と思われる枯死や先枯れが見られました。また、クリ、ミズナラ、オオヤマザクラについては、ウサギやシカによる食害が多くありました。横井先生によると、秋植え・春植えとも極端に生育が悪くはなかったものの、どちらの時期とも少し植林のタイミングが遅く、根が着く前の乾燥した天候によって一部の枯れにつながった可能性があるとのことでした。次回、2024年度の植林はいずれの時期であっても、1か月ほど早めに植える必要があるようです。今回の調査結果をもとに、今後次の植林時期を検討していきます。
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乾燥による枯れが見られるヤマハンノキ
ウサギの食害が見られるクリ
順調に生育中のシラカンバ
瑞々しい葉の色が美しいミズナラ