冬に必須のアイテム、ムートンコート。リアルムートンはもちろん、フェイクムートンも「熱に弱い」「水に弱い」「光に弱い」などの性質があります。デリケートな素材なので、日々のお手入れがとても大事です。長く愛用できるよう、フェイクムートンもリアルムートンも、しっかりお手入れしましょう。
フェイクもリアルも要注意!
ムートンコートのお手入れ術
冬に必須のアイテム、ムートンコート。リアルムートンはもちろん、フェイクムートンも「熱に弱い」「水に弱い」「光に弱い」などの性質があります。デリケートな素材なので、日々のお手入れがとても大事です。長く愛用できるよう、フェイクムートンもリアルムートンも、しっかりお手入れしましょう。
こんな時どうする?「汚れてしまった場合」
専用アイテムですぐに落とすことが大事です。ローションや消しゴムタイプのものなど、いろいろ販売されているので、活用しましょう。ただし万が一のことを考えて、最初は目立たない場所で試してから行うほうが良いでしょう。ひどい汚れの場合は、リアルムートンは皮革専門のクリーニングに出すほうが安心かもしれません。フェイクムートンの場合、家で洗えるものもありますから、洗濯の表示を確認してください。
水に弱いムートンコートですから、雨に濡れるのは厳禁!できれば雨の日の着用は避けたほうが良いでしょう。濡れてしまった場合は、吸水性の良いタオルで軽くたたくようにして水気を拭き取ります。早く乾かしたいからとドライヤーなどを使ってはいけません。水だけではなく熱にも弱いからです。ハンガーにかけ陰干しして、しっかり乾かします。
シーズン後のお手入れで長持ち度が変わる!?
シーズンが終わったら、皮革専門のクリーニング店でケアしてもらうという方も多いでしょう。もっとも安心な方法ではありますが他のアイテムに比べるとクリーニング代は高いようです。家でできるお手入れと、クリーニングに出すときの注意点をご紹介します。
通常は以下の手順でお手入れしてから保管すると良いでしょう。
1.専用ブラシで汚れを落とす
2.陰干しして、しっかり乾かす
3.湿気を寄せ付けないよう、不織布カバーをつける
この手順でお手入れをしたら、風通しが良く陽のあたらない場所で保管してください。ハンガーは、お手持ちのムートンコートの肩幅にあったものを選べば、型崩れが防げます。
ムートン製品は、どのクリーニング店でも対応できるわけではありません。大切なムートンコートをクリーニングに出す場合は、必ず「皮革専門」のところを選ぶようにします。一般のクリーニング店で受ける場合もあるようですが、その場合も下請けの専門に回すことがあるようなので信頼できるお店かどうか、店員さんとしっかり話すことをおすすめします。
信頼できる皮革専門のクリーニング店を見つけたら、「どの汚れが気になるか、色あせたりしないか、風合いを損ねないか」など、クリーニング前に確認し相談しておきましょう。
ムートンコートのクリーニング代は一般的に1万円前後です。お店によっては別料金で撥水加工や消臭加工をしてくれるところもあります。
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