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ダイヤモンド・貴金属の知っておきたい豆知識

ダイヤモンドと、ゴールドやシルバーなどの貴金属に関する豆知識をご紹介します。

ダイヤモンドの豆知識

  • ダイヤモンドの価値はカラットで決まるの?

    一般にダイヤモンドの価値はカラット(重量)、カット(プロポーションと仕上げ)、カラー(色)、クラリティ(透明度)の4つのポイントで決まります。

    それぞれの頭文字から「4C」の基準と呼ばれ、この4Cの品質表示が選ぶ目安になります。

  • 鑑定書と鑑別書の違い

    鑑定書は、ダイヤモンドのみにつけられています。
    グレーディング・リポートとも呼ばれ、ダイヤモンドの品質をカラット、カラー、クラリティー、カットの4Cで基準評価を分析した報告書です。

    一つ一つのダイヤのカルテというべきもので、一般的には、品質を判断する基準材料として使われています。

    鑑別書 簡易鑑別書
    何の石か、天然石かどうかを調べ、石の特性にしたがった科学的検査結果の報告書。

    グレーディング・リポートではないので、原則的に品質の善し悪しを判断する基準ではありません。

貴金属の豆知識

  • プラチナ、ホワイトゴールド、シルバー、どこが違うんだろう?

    プラチナは硬質な金属で、鮮やかな光沢が特徴です。

    ホワイトゴールドは金にパラジュウムやシルバーなどを混ぜてつくった金属で、プラチナよりやわらかく、白っぽく見え、シルバーは渋みがかった白です。
    同じ白でも微妙に特徴が違います。

    ジュエリーの裏には、それぞれプラチナは「pt」、ホワイトゴールドは「K18WG」、シルバーは「silver」といった刻印が表示されています。

  • 品質を保証する検定マーク

    貴金属品位検定法はイギリスの貴金属協会から起こり、日本では昭和4年から取り入れられ、右のような日の丸マークが採用されました。

    金は純度100%から37.5%までの9段階、プラチナが純度100%から85%までの4段階で、銀は純度100%から80%までの5段階になっています。

    このマークが刻まれることによって貴金属の価値が決定し、世界的規模での取引きが可能になったのです。

  • 各国の検定マーク ゴールドジュエリーを保証するマーク。
    左の4つは英国。真ん中はフランス、右がイタリア。

  • どうして”18金”っていうの?

    金の純度はカラット(K)であらわされます。
    純金はK24と表示され、24金のこと。

    18金はK18と表示されますが、これは純度が24分の18(75%)という意味で、この表示を金品位といいます。

    輸入品に「750」とあるのは18金のことなのです。
    18金は、純金に銀、銅、パラジウムなどの他の金属を混ぜ合わせています。

    日本では18金が主流ですが、欧米では14金、東南アジアでは24金が多いようです。

  • 金属アレルギーっていったいなに?

    アクセサリーなどの金属が、汗などによってほんの少し、微量ですが溶けて、金属イオンとなって皮膚の中に入りこんだときに起きるアレルギー反応を「金属アレルギー」といいます。

    現在、炎症もなく、症状がまったくない方でも、一生安心というわけではありません。
    個人差がありますが、金属アレルギーが突然起きたという方もいます。

    アレルギーを起こす金属を長い間身につけていると、溶け出した金属イオンが少しずつ皮膚からしみ込んでいきます。
    身体はこれを異物とみなし、追い出すために抗体を作ります。

    つぎにまた同じ金属イオンが身体に侵入してきたときに、前回できていた抗体を持つリンパ球(白血球)がアレルギー反応を起こすことが原因でした。

    少しでも異常を感じたらアクセサリーの使用を中止して、専門医に相談することをおすすめします。
    また、どうしても身につけなければならないときは、肌に直接触れない工夫をしてください。

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