ジュエリー・アクセサリーの貴金属や宝石類の美しさを保つためには、日々のお手入れが欠かせません。末永く素敵なジュエリー・アクセサリーを輝かせるための、お手入れ方法をご紹介します。
ジュエリー・アクセサリーのお手入れ方法
ジュエリー・アクセサリーの貴金属や宝石類の美しさを保つためには、日々のお手入れが欠かせません。末永く素敵なジュエリー・アクセサリーを輝かせるための、お手入れ方法をご紹介します。
アンカー
日常の簡単なお手入れ方法
身に着けたジュエリー・アクセサリーは、肌との接触時間が長くなると汗や油でどうしても汚れてしまうもの。汚れをそのままにしておくと、本来の輝きをくもらせてしまう原因となります。外から帰ったら手を洗うように、外したらその日のうちに柔らかい布などで汚れを取るのが、ジュエリー・アクセサリーの美しさを長く保つ秘訣です。
きわめてデリケートなジュエリー・アクセサリーのお手入れには、お手入れする場所にも気遣いを。火のそばや湿気の多い場所、暗いところは避けましょう。ほとんどのジュエリー・アクセサリーは火に弱く、ほこりを取るにも湿気のある場所は困ります。そして、傷や汚れの点検をするためには、明るい場所がおすすめです。
非常に繊細に作られているジュエリー・アクセサリーは、こまめに外す手間を惜しまないこともケアにつながります。成分によっても違いますが、温泉に入るときはジュエリー・アクセサリーを外すことをおすすめします。特に硫黄分の多い温泉では必ず外した方がいいでしょう。ゴールド自体は硫黄にも強く、問題はないのですが、合金に使われている銀は硫黄と反応すると黒ずんでしまいます。また、たとえ24金であっても、留め金などが傷むことがあります。それ以外にも、石けんでリングがはずれやすくなって、お湯をかぶった拍子に排水口に落としたなんてことがあるかもしれません。破損や紛失を防ぐためにも、こういった場面ではジュエリー・アクセサリーを外すことを心がけましょう。
チェーンのお手入れ手順
ー用意するものー
●ポリッシュ
●目のつまったハケか筆
●ネルの布
●洗面器
●ぬるま湯
●やわらかい幼児用歯ブラシ
●石けん
●乾いた布
まず、毛先をそろえたハケ・筆にポリッシュを少し付けます。均一につくように、余分なポリッシュは落としましょう。ネルの布の上にチェーンを置き、チェーンの流れに沿って表裏それぞれの両面を磨きます。
ネルの布にポリッシュを薄くつけてチェーンをはさみましょう。そして、チェーンを引っ張るようにして表面の汚れを取ったあと、きれいなネルの布で汚れとポリッシュをふき取ります。
洗面器などにぬるま湯を用意し、その中でチェーンを指で包むようにして、ポリッシュを落とします。ここで、指についたポリッシュも完全に落としましょう。
用意したやわらかい幼児用歯ブラシに石けんをつけて泡立てます。それから、手のひらの上で面全体とチェーンのすき間や留め金の汚れを落とし、最後に水で洗い流します。
水分を拭き取るとき、チェーンを引っ張らないよう注意しましょう。やさしく包むように、ていねいに水分を拭き取るのがポイントです。
宝石別お手入れ方法
ダイヤモンドの命はその輝き。ところが、油汚れが非常につきやすいため、表面に油がつくと、せっかくの輝きが鈍ってしまいます。お化粧のときやハンドクリームをつけるときは外し、指紋や油もよくふき取るようにしましょう。もし、自分で洗う場合は油の入っている石けんは避け、中性洗剤を使用するのがベター。また、衝撃にも注意が必要。特に、激しくぶつけたりすることがないよう、お手入れの際は気を付けましょう。
有機質の真珠・パールは水分を嫌い、汚れを水・洗剤で洗い落とすことができないため、通常のお手入れは使用後すぐに柔らかい布で空ぶきします。真珠・パールは非常にデリケートで、汗や汚れ・熱に弱く、硬度の低さにより傷つきやすくなっています。酢酸や塩酸に触れると溶けてしまうため、酢や果物ジュース・香水・トイレ用洗剤などには気をつけましょう。また、汚れが内部にしみこむ性質を持つため、さらに汚れをしみこませてしまう超音波洗浄器を使ったお手入れは避けたほうがいいでしょう。
お手入れには水や洗剤は使わず、使用後はすぐにやわらかい布でていねいに空拭きします。水分を嫌い、汚れが内部にしみこむ性質を持っているターコイズに超音波洗浄器でのお手入れは逆効果。超音波洗浄器を使ったお手入れは避けましょう。熱に弱く、紫外線による退色のおそれがあるため、日光が当たる場所に長時間放置しないなど、保管の際には注意が必要です。また、化粧品や漂白剤に弱いため、お化粧が終わってからジュエリーを着けるようにしたり、食事のときに酢や果物ジュースが付かないようにするなど、身に着ける際のケアをしておけば、ダメージが少なくなります。
べっ甲・珊瑚・こはく・マラカイト・シェル・カメオ・ジルコンなど
硬度が低いため、傷つきやすい特徴を持ちます。やわらかい布に包み、特別に保管するのがおすすめです。硬いものとの接触には、くれぐれも注意しましょう。
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