絵本たちの居場所
子どもの頃からずっと絵本が好き。
大人になってもたくさんの絵本を捨てられないまま、幼稚園の先生になった。
今度は私が子どもたちに読み聞かせる番。息子や娘にもたくさん読んであげた。
気がつけば娘は私と同じ、絵本が大好きな幼稚園の先生になっている。
娘と私の絵本の好みは少し異なっていて、例えば今彼女のお気に入りは鈴木のりたけさんの「しごとば」だし、私が昔から好きなのは「ももたろう」。
でも違うからこそ、「この本、面白いね」とか色々話せてとても楽しい。
かれこれ母娘ふたりで集めた絵本は200、300冊にもなるだろうか。
そしてこの絵本たちの居場所として、"おうち図書室"を作るという長年の夢がとうとう叶った!
ディノスからやって来たベンチ付きの白いブックシェルフに、私たちの大切な1冊1冊が収まっていく。
まだ行き場を決めきれない絵本たちは、仮の居場所としてベンチに置かれている。
絵本を読むのは私の楽しい時間。自分自身が小さい子どもに戻れたり、教え子の顔を思い出せたり。
究極のリラックスタイムなのだ。
(お客様への取材にもとづき当社で記事を作成しています。)