Jリーグ観戦

横浜F・マリノスを応援するようになって20年が経とうとしている。今では趣味の粋を越え、すっかり日常になった。ワクワクやドキドキ、感動、喜び、悲しみ、憤り...クラブを熱心に応援していると、色んな感情が湧くものだ。1試合ごとに選手とともに笑ったり泣いたりしている。応援するスタンドはいつもゴール裏。そこでは90分間立ったまま、手拍子をたたきながら歌い、時には応援団の太鼓に合わせて飛び跳ねることも。クラブが開催するイベントへの参加、マスコットとの交流など、試合以外の活動も楽しい。近頃のF・マリノスは調子がいいので、「強くて楽しそう」と人から言われることがある。それは少し違う、弱くてもいい。応援してきた歳月の中には、リーグ優勝した年もあれば降格争いをした年もあった。リーグ戦は最終節まで結果はわからない。冴えない順位で終わったとしても、また来季がやってくる。試合に負けるとガッカリして、プンプン怒りながら帰宅する。けれども、次の試合日にはまたいそいそとユニフォームを着てスタジアムへ向かうのだ。