美術鑑賞

美術鑑賞

吉藤 宣男さん
ファッション専門学校教員
吉藤 宣男さん

美術鑑賞

私の趣味は旅行と美術鑑賞。記憶に残っている最初の美術鑑賞は、小4の時に父と訪れた大原美術館。今もその時に買ったピカソの「鳥籠」が応接室に飾られている。ミロのヴィーナスやモナ・リザが来日した時は、人が多く流れの中で鑑賞どころではないほど大混雑だった。ルーブル、オルセー、ロンドンナショナルギャラリー、ウフィツィ、ヴァティカン、ウィーン美術史、メトロポリタン、プラド等、海外の美術館にも赴き、それらの所蔵作品の素晴らしさに圧倒された。サマトラケのニケ、修復中だったダ・ヴィンチの最後の晩餐、プリマヴェーラ、ラス・メニーナス、絵画の寓意、特にシスティーナ礼拝堂は、堂に入った瞬間フリーズ状態になった。『心をほぐし和ませる芸術、身体の疲れを癒してくれる上等な肘掛椅子のような芸術』とマティスが言っている通りだ。これから観たい絵画は「夜警」、「ヘントの祭壇画」、そしてPCの待ち受けにしているマティスの「赤のハーモニー」。因みにこの絵は、妻子を亡くしたロシアの貴族を元気づけようとプレゼントされたものだそうだ。

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