タイルカーペットを家庭用のインテリアとして活用する人が増えています。この記事では、自由自在にアレンジがきくタイルカーペットを、自分流に貼ってみたいという人向けの内容を紹介します。タイルカーペットの貼り方のコツや敷き方のバリエーションなどを解説するので、ぜひ参考にしてください。
タイルカーペットの貼り方で手軽に模様替え!
基本手順やコツ、敷き方のバリエーション
タイルカーペットを家庭用のインテリアとして活用する人が増えています。この記事では、自由自在にアレンジがきくタイルカーペットを、自分流に貼ってみたいという人向けの内容を紹介します。タイルカーペットの貼り方のコツや敷き方のバリエーションなどを解説するので、ぜひ参考にしてください。
INDEX
タイルカーペットの基本の貼り方4ステップ
タイルカーペットを貼る手順は4ステップです。ここでは、一般的な家庭用タイルカーペットを貼る際の手順を紹介します。流れを把握して、スムーズに作業しましょう。
タイルカーペットを貼る手順
1.床掃除
2.仮置き
3.貼り付け
4.掃除機をかけて完成
それぞれのステップを詳しく解説します。
1.床掃除をする
タイルカーペットを敷く床のゴミやホコリ、砂、油などを取り除きます。掃除機やお掃除シートを使い、丁寧に掃除しましょう。汚れが残っているとうまく接着しなかったり、タイルカーペットを傷めたりする原因になります。
2.タイルカーペットを仮置きする
イメージするデザインやレイアウトにタイルカーペットを仮置きします。タイルカーペットには向きがあるため、仮置きの段階で確認します。カーペットの向きについては後ほど詳しく解説します。
3.床に貼り付ける
タイルカーペットが接着するタイプであれば、裏のフィルムを1枚ずつはがしながら床に貼っていきます。デザインやレイアウトの中心から外に向かって貼っていきましょう。
4.掃除機をかける→完成
タイルカーペットがすべて貼れたら、表面に掃除機をかけて完成です。貼っている途中でパイルのくずなどが出てくる場合があるため、仕上げまで丁寧におこないます。
タイルカーペットとは
タイルカーペットは、一般的に40〜50cm四方のパネル状のカーペットのことを指します。部屋の形状に合わせて床いっぱいに敷き詰めたり、ラグのように床の一部に敷いたりすることができます。クッション性が高く、汚れても部分洗いができる点が魅力の一つです。豊富なカラーや柄を自由に組み合わせ、部屋の雰囲気を手軽に変えることができます。
タイルカーペットのおしゃれな貼り方:デザイン
タイルカーペット自体に柄がないものでも、色の配置の仕方でデザイン性が出ます。おしゃれなデザインの貼り方を5つ紹介します。
ランダム
様々な色のタイルカーペットをランダムに配置することで、モザイク柄のようになる貼り方です。センスが必要な貼り方ですが、はじめは同系色で揃えることでまとまりが出ます。
タイルカーペットのおしゃれな貼り方:パイルの向き
タイルカーペットの裏側にある矢印はパイルの向きを表しています。パイルの向きで色の見え方や模様の出方が変わります。パイルの向きを活かした貼り方を5つ紹介します。
市松貼り
パイルの方向を縦・横交互に並べるオーソドックスな貼り方です。カーペットが単色でも、パイルの向きを変えるだけで模様のように見えます。
流し(順目)貼り
パイルの向きをすべて揃える貼り方です。単色や継ぎ目がわかりにくい模様のものだと一枚物のように見せることができます。継ぎ目が目立つストライプ柄などには向きません。
ランダム貼り
あえてパイルの向きを気にせずにランダムに貼る方法です。簡単でスピーディーに仕上げることができます。柄によってはおしゃれさが出ます。
アシュラー貼り
パイルの向きは揃えますが、行ごとに縦方向に少しずらして貼ります。縦長のタイルカーペットに向いていて、タイル同士のつなぎ目がわかりにくくなるので、ロールカーペットのように見せられます。
レンガ(ブルック)貼り
パイルの向きは揃えますが、列ごとに横方向に少しずらして貼ることで帯状の模様が現れます。ストライプ柄やボーダー柄のタイルカーペットを使うとおしゃれさが出ます。
タイルカーペットを
上手に貼るコツ
タイルカーペットが使える床材
中心から外側へ貼る
タイルカーペットは敷き始めを部屋の中心にします。床の四辺それぞれの真ん中を、向かいの辺同士で結んで交差した部分が部屋の中心です。糸を使えばそのまま基準線になり、線に沿わせてタイルカーペットを貼ることで、隙間やズレを生じさせずに貼れます。
端まできれいに詰める
タイルカーペットを壁まで敷き詰める場合、端にきたタイルカーペットは切って大きさを調整します。端にきたタイルを横のタイルに重ね、別のタイルを一枚、ガイド用に壁にぴったりとつけた状態で一番上に重ねます。端にあるガイド用のタイルから、はみ出た部分を切ります。これにより、壁沿いにぴったりとはまる大きさに端用タイルを切ることができます。
タイルカーペットはこんなところにもおすすめ
タイルカーペットは床一面に敷き詰めるだけでなく、家庭内のいろいろなところで活用できます。
おすすめの活用法を解説します。
子供部屋
タイルカーペットは子ども部屋に使うと、クッション性や防音効果を発揮します。フローリングの上で転んだときに比べ、衝撃を軽減してくれます。マンションやアパートの場合は、下の階への騒音対策になります。
ダイニングやキッチン
タイルカーペットは、汚れてしまった部分だけを外してお手入れすることができます。1枚1枚手軽に水洗いができるので清潔ですし、防汚効果のあるものを選べばよりお手入れしやすいキッチンマットになります。
インテリアとして
家庭用のタイルカーペットは色のバリエーションも柄も豊富です。自分好みのデザインや大きさにして、ラグの代わりにリビングや寝室に敷くことができます。1枚1枚の組み合わせが自由なので模様替えも手軽です。
タイルカーペットを自分で貼る時に用意するもの
・タイルカーペット(必要なサイズ・枚数)
・メジャー
・鉛筆もしくは糸(基準線用)
・カッター
・ローラー(つなぎ目)
【必要に応じて】
・両面テープ(カーペット用)
・接着剤
・ヘラ
タイルカーペットに接着剤はいる?
家庭用のタイルカーペットは基本的には接着剤は必要ありません。裏面は滑り止め加工や床に吸着しやすいつくりになっているからです。もしズレが気になるという人は、まずはカーペット専用の両面テープがおすすめです。
どうしてもしっかりと固定したい場合には接着剤を使って自力で床に貼り付けることができますが、張替えが簡単にはできなくなります。
タイルカーペットの必要枚数
タイルカーペットは商品によって大きさが異なります。ここでは30cm四方のタイルカーペットの場合、何枚くらいタイルカーペットが必要かを計算する方法を解説します。
必要枚数の計算方法
部屋の縦の長さ÷30=繰り上げる・・・a
部屋の横の長さ÷30=繰り上げる・・・b
a✕b=必要枚数
例)160cm✕160cmの部屋の場合
160÷30=6
160÷30=6
6✕6=36枚
端はカットするため、1割(例の場合は3枚)ほど多めに買っておくとよいでしょう。
タイルカーペットの種類
家庭用タイルカーペット
家庭用タイルカーペットは、サイズや柄、色が豊富です。床暖房対応や防ダニ、防汚、防音など選べる機能も多くあります。裏面にズレ防止のための吸着加工がされているものもあります。
業務用タイルカーペット
店舗やオフィスで使われる業務用タイルカーペットは、機器類への負担を軽減するための制電や、防炎・防汚、裏面にのりがついているなどの機能が多いです。最近では、安さや耐久性から家庭用として使うケースも増えています。
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まとめ
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