ジオ・プロダクトの鍋で調理すると、
どうして美味しくなるの?
インタビュー2
インタビュー3
ステンレスって便利だけど、デメリットもあるんですね。
そうなのよ。ジオ・プロダクトではステンレスの内側にアルミニウムを挟むことで、熱伝導性を上げているのね。
ステンレスの熱伝導性が低いけど、ステンレスは温まりにくい分、冷めにくいっていうメリットがあるの。
だから、ジオ・プロダクトはアルミニウムのおかげで熱しやすく、ステンレスのおかげで冷めにくい鍋になるのよ。
おお、2種類金属のいいとこどりなんですね!
海外ブランドの鍋でも多重構造の鍋ってあると思うんですが、ジオ・プロダクトとの違いってあるんですか?
海外ブランドの鍋だと、鍋底だけ3重構造で側は1層になっている場合が多いわね。しかも重い。
多重構造の鍋は、中の金属が増えるほど熱伝導性が上がるの。食材をを入れたときに均一性が、底も側も7重構造の方が高いのよ。
さらにジオ・プロダクトは鍋底だけでなく、鍋全体を多重構造にしているから、ムラなく均一に熱が伝わるの。
なるほど、なるほど。それで、7重構造になるとどうして美味しく調理できるんですか?
7重構造によって鍋の熱伝導性が高まるから、短時間で食材にムラなく均一に熱が通るようになるわ。
そのほかにも、7重構造によって余熱調理ができるようになるの。
熱しやすく冷めにくいから一度温めてしまえば、そのままの余熱で調理できるの。
煮込み料理なんかは一度温めたあと、コンロからおろして余熱調理するといいわよ。熱がゆっくりと下がっていく過程で味が染み込むから。
余熱調理だと素材が型くずれしないから、味だけでなく見た目も良くなるわ。
あとは熱伝導性、蓄熱性が高いからご飯も美味しく炊けるの。最初に説明したように、揚げ物も得意ね。
変わったところだと、オーブンの代わりにもなるわ。コンロを使ってスポンジケーキとかもできるわよ。片手鍋でケーキってすごくない??
なるほど。7重構造のおかげで、熱伝導性、蓄熱性がアップ。煮る、炊く、揚げるが得意なんですね。他にはどんな調理が得意なんですか?
あとは無水調理! ジオ・プロダクトは無水調理ができるの!
鍋のフチの部分をよく見てほしいんだけど、鍋本体とフタがピタッとくっつくのがわかるかしら?
インタビュー4
インタビュー5
あ、ほんとだ! 金属同士がピタッとくっついてますね。これって金属の加工精度が高くないとできませんよね? 技術的にけっこう難しいんじゃないですか?
そうなの。ジオ・プロダクトは新潟県燕市にある株式会社 宮崎製作所で作られているんだけど、日本の金属加工技術のおかげね。
おお。さすが日本!
それで、鍋本体とフタがピタッとくっつくと、どんな利点があるんですか?
鍋本体とフタがピタッとくっつくと、水蒸気が出てきたときに、ここに薄い水の膜ができるの。この膜は「ウォーターシール」って呼ばれてるわ。
「ウォーターシール」ができることで鍋がしっかりと密閉されるの。水蒸気が外に出ていかないから、少しの油分・水分で調理が可能。
水分が多い野菜類なら、食材から出る水分だけで調理できるのよ。
カレーなんかは玉ねぎから出る水分だけで調理可能。すごく美味しいカレーができるわ!
余分な水分を加えず、食材から出る水分だけで調理するから栄養分や旨味が逃げないの。
油分を含んだ食材なら、油なしでも大丈夫よ。
ジオ・プロダクトの鍋は
使いやすいってホント?
インタビュー6
インタビュー7
ジオ・プロダクトの鍋は、服部栄養専門学校の服部幸應先生がスーパーバイザーとして開発から携わっているの。
だから、調理する人の目線で設計されているのよ。
とくに服部先生は家庭での食育を重視しているから、ジオ・プロダクトは主婦が使いやすい設計になっているの。
たとえば、片手鍋やソテーパンには両手で持てるように補助ハンドル付き。これなら女性でも持ちやすいでしょ。
フチは液ダレしにくい形状になっているから、鍋のどこから直接スープを注いでもキッチンが汚れたりしないんだから。
こういった心配りができてる調理器具って、意外とないのよ。
ボク、前職で機械の設計とかやっていたんですが、使い手のことを考えて設計するって難しいんですよ。
ついつい見た目を重視しちゃったりするんですよね……。
ジオ・プロダクトは実際に調理のプロが監修しているから、いい製品になったんですね。