老眼について
老眼について
@老眼とは
老眼は、加齢にともなってレンズの役割を果たす水晶体が硬化し、またピント調節を行う筋肉が衰えることにより、手元の小さいものが見えにくくなる現象です。
日常生活で以下のような症状を頻繁に感じたら、老眼が始まった可能性があります。
<指先で簡単老眼チェック>
右図のように人差し指の腹を向けて目の直前にかざしてください。そして、指を手前から少しずつ遠ざけてください。途中、人差し指の指紋がくっきり見えるところ(ピントが合うところ)が出てきます。
それが目から30cm以上離れている場合”老眼”と言われています。
一般的に40歳台頃から老眼の症状が出てきます。
【年齢別】一般的な老眼度数の目安
40〜48歳 ・・・ +1.00
45〜53歳 ・・・ +1.50
50〜58歳 ・・・ +2.00
55〜63歳 ・・・ +2.50
60歳以上 ・・・ +3.00
※年齢別の平均的度数のため、あくまでも参考です。
自分の度数を簡易的に調べたい方は、お手数ですが「d-BEAUTY」カタログ
ショッピングガイド内「度数簡易検査表」を参考にしてください。
Aリーディンググラス(老眼鏡)とルーペ(拡大鏡)の違い
老眼鏡:
老眼によって近くにピントが合いづらくなった状態を補正するアイテム。
眼のピント調節機能をレンズが補助して、近くの距離をはっきりと見えるようにします。
近くの距離と言っても、パソコンの画面なら約50cm、本やスマホ画面を見たいなら約30〜40cm、手芸などの細かな作業ではもっと近くと、人それぞれ見たいものの距離が異なります。
よって、老眼鏡を選ぶときは、自分に合った度数を自分がどんな距離でものを見ることが多いかをイメージしながら選ぶことが大切です。
拡大鏡:
小さなものを大きく拡大して見やすくするアイテム。
使う人の年齢は関係なく、細かい作業をするときに便利です。
小さい文字が見えにくい方には拡大により大きくなるで見えやすくはなりますが、老眼鏡のようなピントを合わせる機能はないので、老眼の方には大きくなったけど見え方がハッキリしないことも起こりえます。