DAMA collection 2024真冬特別
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ウィッグを自分の髪のように楽しもう!
カット・セット・カラーのアレンジ法
〜上級編〜


ウィッグを使うのに慣れてくるとアレンジをしたいときもあると思います。人毛であれば染めることができますし、ドライヤーやアイロンでセットもできます。カットは人毛、人工毛のどちらも可能なので意外といろいろ楽しめます。
せっかく購入したのにウィッグをしまいこんだままの方はいらっしゃいませんか? また、うまく使いこなせてなくてウィッグは苦手と思っている方は、ウィッグを自毛になじませる方法がうまくできていないのかもしれません。この「上級編」ではウィッグをもっと楽しめるよう、多彩なアレンジのあれこれをご紹介いたします!

いつものウィッグをカットして鮮度をアップ!

ウィッグは部分ウィッグ、ハーフウィッグ、フルウィッグのどれでもハサミでカットして長さを変えることができます。また素材も、人毛、人工毛、ミックスでも可能です。
前髪や襟足などは自分でカットするのも簡単そうですが、切りすぎて失敗してしまうと不格好で不自然になったり、装着ピンが見えてしまうことも考えられますので、いつもの美容院や専門店で行うのがおすすめです。ウィッグカットをやっていない美容院もあるので、事前に確認することが必要です。さらにはウィッグを着けた状態で切ってもらえるかも聞きましょう。美容師さんと前髪や長さをどのように切りたいか、どんなイメージにしたいか、スタイルについてよく話し合うことも大切です。

【自分でカットして前髪を作る】

相談できる美容院や専門店が近くにないなどの理由で、ご自分で整えたいという方はこのような手順を参考にしてみてください。カットは前髪だけにとどめておいたほうが良いでしょう。

〜必要な道具〜
・ウィッグスタンド
・カットバサミ
・梳きバサミ
・コーム
・ヘアクリップ
・霧吹き

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1.ウィッグをウィッグスタンドにのせる
左右バランスよくのせます。

2.ブロッキングする
前髪をコームできれいに整え、三角形に取り、カットしないサイドはヘアクリップで留めます。

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3.前髪を上下に分ける
前髪を上段、下段に分け、上段は上にあげてヘアクリップで留めておきます。

4.霧吹きで湿らせる
切りやすくするために軽く霧吹きで湿らせます。

5.カットバサミで切る
長さは想定している長さよりも、少し長めに切ってあとで調整します。人差し指と中指で前髪を持ち、手前に浮かせすぎずにウィッグスタンドのおでこの位置に指が触れるところで切ります。また下や手前に引っ張りながら切るのも短くなりすぎる原因になるので注意します。
はさみは斜め45度ぐらいの角度で、前髪の中央部分から等間隔で入れていきます。あとから調節がしやすく、切り口もキレイです。
左右対称になるように交互にハサミを入れてください。

6.上段の髪をおろす
上段は下段よりも少し長めにカットしていくと内側に入りやすい前髪になります。逆に短くすると軽やかな印象になるのでお好みで調整してください。

7.最終調整はすきバサミ
再び上下に分けて、下段の毛先にすきバサミを縦に入れます。上段を下ろし、毛先にすきバサミを縦に入れます。

\ウィッグを自毛になじませるポイント!/

\ウィッグを自毛になじませるポイント!/

部分ウィッグやハーフウィッグの場合、装着したら自毛とよく馴染ませるために、手でぐちゃぐちゃっともみ込むようにすると、自然な印象に仕上がります。

人毛100%ウィッグなら
染めてイメチェンもOK!

人工毛を使っているウィッグは染めることができませんが、人毛100%のウィッグであれば市販のヘアカラーや白髪染めで染めて調整することができます。ただし、暗い色を明るい色に染めるのは難しいです。

自宅で染める場合は、自分の髪を染めるのと同じ要領です。染めているのを忘れて放置してしまうとウィッグが傷むので気をつけましょう。また、ウィッグの地肌部分が染まってしまうと、分け目部分が不自然になってしまうので注意が必要です。
心配な方は美容院や専門店で、ご自分の髪を染めるのと同時にやってもらうと良いですね。

避けたいのは真っ黒な色に染めることです。ウィッグ感が出てしまうかもしれません。
ちなみに人毛は購入時の色のままでも、使っているうちに紫外線やシャンプーの影響で徐々に退色していきます。ご自分で染めた場合も同様です。
また頻繁にカラーリングを繰り返すとダメージの原因になりますので気をつけましょう。

アレンジでウィッグに鮮度を与えて!
整髪料はウィッグ専用か水溶性をセレクト

ウィッグだって自毛のようにアレンジ方法がたくさんあるんです。ワックスやスプレーを使ってセットもできます。ウィッグを装着してふんわりとボリュームアップをしたら、きっとアレンジも楽しくなるはず!ウィッグは使えば使うほど自分のものとしてなじんで使いやすくなっていきますよ。ぜひいろいろ試してみてください!

【ヘアアクセサリーでアレンジ】

お手軽なのは、サイドを「ヘアピン」で飾って留めたり、「カチューシャ」を使うアレンジです。
カチューシャは部分ウィッグやハーフウィッグを装着している位置によって、装着ピンが当たってしまう場合は使えませんが、自毛との毛の色味や質感の違いが気になるときにも便利で、カチューシャで境目を作ることでそういった違和感もカモフラージュできます。細身タイプのカチューシャで合わせると大人っぽい印象に仕上がります。
フルウィッグの場合、サイドをヘアピンなどで留めるとより安定するので安心感も高まりますね。

【結んでアレンジ】

ハーフアップも楽しめます。耳の上から上下に髪を分けて、表面の毛をすくうようにして、くっきり上下の分け目を作らずに後ろでまとめます。


フルウィッグで襟足辺りを結ぶときは、襟足より低めの位置でネットが見えないようにまとめるのがポイントです。

【エクステでアレンジ】

カラーエクステをつけるアレンジ法もあります。ちょっと入ったメッシュがアクセントになって髪の表情も豊かで華やかになります。つけ外しは美容院になりますので、予約の際にウィッグにエクステを付けられるかを確認します。色など相談しながら選ぶといいですね。
エクステにも人毛、人工毛があります。安価なメッシュピースも販売されていますが、耐熱性がないものはドライヤーやアイロンを使えないので注意が必要です。

【ドライヤー、アイロンでアレンジ】

人毛100%または耐熱の人工毛ウィッグに限りますが、ドライヤーやアイロンを使うことが可能です。
ウィッグはおおよそストレートとカールの2タイプになります。ストレートタイプのウィッグは巻いてカールも楽しめますが、慣れていないと巻くのが大変かもしれません。カールタイプだとカールを強めにしたり、くしゃっとほぐしてナチュラルに見せたりと、アレンジのしやすさがあると思いますので、ウィッグの購入時にアレンジのことも考えておくとよいと思います。ドライヤーやアイロンは、高温で長く当てると傷みやすいので気をつけましょう。
観劇の日の華やいだシーンなど、巻き髪で華やかに見せると素敵ですね。


■整髪料は洗い流しやすい水性タイプを

ウィッグは整髪料でセットすることが可能です。
人工毛には人工毛用の専用スタイリング剤を使うのがベストです。市販品も使えますが、簡単に洗い流せる水性タイプを使いましょう。
また人毛100%の場合も、やわらかめのワックスやクリームがおすすめです。

どの素材のウィッグの場合でも、ハードスプレーやハードワックスのようにカチカチになってしまうハード系スタイリング剤はできるだけ避けましょう。ハードタイプのスタイリング剤を使うと、スタイルを固めるための接着成分が残って蓄積してしまうため、白い固まりがこびりつく「フレーキング現象」が起こります。
もしハード系の整髪料を使ったら、その日のうちにしっかり洗い流しましょう。シャンプーが不十分だった場合、髪が傷んで絡んだり、抜け毛の原因になってしまいます。後から洗おうと思っても、こびりついた成分はなかなか取れないので、ハード系の整髪料は避けるのが無難です。
また、整髪料をつけたあとにドライヤーやアイロンなどを使うと、熱によって溶けた整髪料により毛が縮れたり、固まってしまう場合もあるのでご注意ください。

〜 上級編まとめ 〜

ウィッグひとつで素敵に変われることが分かってくると、いろいろなスタイルのウィッグを楽しみたくなりますよね。
スタイルの違うウィッグをたくさん持っていれば装着するだけなのでラクチンですが、主流のミックスタイプでもそれなりのお値段ですので、バリエーションを揃えるのはなかなか難しいと思います。そんなときはやっぱりアレンジで変化をつけるのがおすすめです。
ウィッグは普段から愛用してヘアスタイルを楽しんでいるうちにどんどん馴染んで扱いやすくなってきます。使えば使うほど自分のスタイルに形づいていきます。そして気持ちもいつの間にか明るくなっていることに気づくかもしれません。
女性のウィッグは今、おしゃれアイテムのひとつです。自分が素敵に見えるように、自分自身をプロデュースしてイメージアップしてみましょう。 「おしゃれ心」。いつまでもその気持ちを忘れないでいたいですね。

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