イタリア北部の都市「ベローナ」。「ロミオとジュリエット」の恋物語発祥の地として有名なこの地はイタリアクラシック家具の産地としても広く知られています。
古くから腕利きの家具職人が集まり伝統的かつ魅力的な家具を生産しており、中でも「チェアー類」は、その優美な曲線美を求める人々から愛され、絶大な支持を得ています。
家具でもあり芸術作品でもあるような「イタリア家具」。
職人による手作りならではの「ぬくもり」を感じられる商品です。
象嵌部を施す前(上段)と、象嵌を施した後(下段)の写真です。
まず象嵌を施す地板に型をつけ糸のこぎりで切り抜いていきます。
これらは手作業のため職人の技術が必要とされます。
切り抜き終えたら型をはずし、そこに象嵌がはめ込まれます。
象嵌部を貼り付ける木材(引き出しの前板部など)に水を含ませます。
その上に先ほど出来あがった象嵌部を貼り付けます。
貼りつけたものを機械に入れプレスします。約100℃で30〜40分
プレスしたものに色を塗ると象嵌部分の完成です。